タネツケバナ[種漬花](アブラナ科)
林縁で白く小さな花が咲いていました。これはタネツケバナでしょうか。草丈もまだ小さく、見慣れたタネツケバナとは少し印象が違いました。
ここは目立った流れはありませんが、地面から水が染み出ているようなところです。近くにはマルバスミレが群れて咲く姿を見た所があります。今は大雨で流れてきた土砂に埋まってしまい、ポツリポツリと見る程度です。
小さなタネツケバナ、この先も咲いていて欲しいです。
3月下旬 横浜市内にて
セントウソウ[仙洞草](セリ科)
別の林では、足元にセントウソウがたくさん咲いていました。この花は、タネツケバナよりもさらに小さな花を咲かせます。以前撮った花よりも少しはピントが合っているでしょうか。
中央の花には5本の雄蕊と2本の花柱を見ることができます。花序の外側の花は、既に花弁が落ち、2本の花柱が残っていますね。花の咲き進み方がわかります。
4月は雨が多く、思うように散策もできません。今日のテレビで、今年は梅雨入りが早いかもしれないと話していました。5月の爽やかな青空は期待できないのでしょうかね。少し残念な気分です。
4月上旬 横浜市内にて