ゴンズイ[権萃](ミツバウツギ科)
林縁で、ゴンズイの花が咲いていました。秋に赤く色付いて弾けた果皮と黒い種子の色合いは目立ちますが、花は小さく目立ちませんね。だからという訳ではありませんが、この花を撮ったのは11年ぶりでした。
そんな小さな花ですが、先客が忙しそうに花から花へと飛び回っていました。黄色く輝く毛に覆われたこの蜂は、コマルハナバチの雄でしょうか。綺麗ですよね。この蜂の営巣期間は短く、梅雨の終わり頃には新女王蜂と雄蜂が生まれて、その役目を終えるそうです。
マルハナバチの仲間は、受粉を媒介する重要な役割も持っています。こういう昆虫たちが普通にいることが大切ですね。
5月中旬 横浜市内にて