トネアザミ[利根薊](キク科)
ナンブアザミの変種で、関東地方の山地などに生える多年草。
9~11月、頭花を横向きまたは下向きにつけます。ナンブアザミに比べ、頭花は短い柄があるか、または密生し、総苞片や葉には太い刺針があります。
別名タイアザミ、 根生葉は、花期には枯れてありません。
花の周囲を飛ぶ1頭のクマバチ、時折花にとまって蜜を吸っているようです。7年ほど前の11月に、トネアザミの花にとまるクマバチを見たことがあります。
花と昆虫と、その姿を見る季節は、そろそろ終わりなのかもしれませんね。
10月中旬 横浜市内にて