3日目は、朝から良く晴れていました。この3日間で天気が一番良かったと思います。前日は思ったほど晴れていなかったので、津軽海峡越しの津軽半島などが良く見えるのではと思って、市電に乗って再度立待岬へ行ってきました。
前日よりも1時間ほど遅い到着でしたが、太陽が眩しいくらい良く晴れていました。太陽の下にうっすらと見えるのが津軽半島です。
左手にうっすら津軽半島が見えています。右手にうっすらと見えるのは松前半島でしょうか。山の上は雪化粧していました。この日も風はありましたが、波は前日より比較的穏やかに見えました。
枯れ木越しに函館の市街地を眺めています。ツルウメモドキに似ている赤い実が残っていましたが、草木はほとんど枯れていました。
湯の川温泉方面を眺めると、背後には雪化粧をした駒ヶ岳の姿が見えました。昼過ぎにはこの雪も溶けたのか、黒っぽい山肌が目立ってきました。やはり暖かなのですかね。
その後、市電に乗って金森赤レンガ倉庫に行きました。赤レンガ倉庫には、ツタに覆われた倉庫がいくつかあります。そのツタの葉は、どれも真っ赤に色付いていてとても綺麗でした。紅葉した葉の陰には黒っぽい実の姿も見えました。
葉の少ないところでは、実の姿が良く見えます。ツタはブドウ科ツタ属ですが、なんとなくエビヅルの実にも似て見えました。倉庫の外観を撮っている人はたくさんいましたが、ツタの実を撮る人は私ぐらいでしょうかね。
ここはスルメイカ専用の水揚げ場です。函館滞在中は、スルメイカが不漁だったので、活イカを食べることが出来ませんでした。生け簀に放したイカを釣ってその場で食べる、というのも名物らしいのですが、どこの店も生け簀は空でした。
ご当地ドリンクの「函館ガラナ」、売店で見つけて気になって買ってしまいました。コーラのような色をした炭酸飲料で、味の好みはそれぞれでしょうが、私は美味しく飲みました。
港には青函連絡船として活躍した摩周丸が、当時使われていた旧函館第2岸壁に係留され、船内が見学できるようになっています。青函連絡船の歴史なども学べる記念館となっているのです。私の地元横浜港には、戦前から戦後まで活躍した貨客船「氷川丸」が係留されています。同じように船内が見学できて、子供の頃は何度も乗船(見学)したことがあるので、懐かしく思い摩周丸の見学もしてきました。
摩周丸を下船した後は、函館朝市に向かって少し遅い昼食をとりました。朝市食堂二番館の500円海鮮丼は、とても美味しかったです。
赤レンガから函館駅までは、海の景色を眺めながら歩いて行ける距離です。その後、駅からシャトルバスに乗って空港に向かい、函館の旅は終わりました。
11月下旬 函館市内にて