自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

冬を耐え・・・

2007-01-19 21:47:00 | お散歩
クロモジ[黒文字](クスノキ科)です。
本州から九州、四国の山地に生える落葉低木です。枝が緑で黒いまだら模様があり、葉や枝をちぎると良い香りがするのが特徴です。花期は3~4月で、葉と同時に小さな花を多数咲かせます。細長く尖った方が葉の新芽で丸い方が花芽になります。
この冬を越す芽(越冬芽)は、寒くなる前にはもうできています。クロモジ自身が夜の長さを感じ取り、冬が来る前につくるのです。そして、冬の寒さを十分に感じたあと、春の暖かさによって生長を始めるのです。

植物が季節を感じることで、私達の目を楽しませてくれているのですね。。。。。

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未熟者・・・

2007-01-18 17:54:00 | お散歩
ヤツデ[八手](ウコギ科)の実はまだ熟していないようです。秋から冬にかけて咲く花は、昆虫たちの注目の的ですが、春に黒く熟す果実は鳥たちの注目を集めるようです。
果実を食べた鳥が種子を運ぶので、昨日載せたアオキのように市街地にある林にもよく生えています。こんなところに生えるのは、鳥が種子を運んだ証拠ですね。
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熟れはじめ?売れ残り?

2007-01-17 22:12:00 | お散歩
アオキ[青木](ミズキ科)です。
身近な雑木林やスギの植林地などに普通に生える常緑低木です。庭木としても植えられているのをよく目にしますね。枝や細い幹が青いのでこの名がついたといわれています。雌株は冬に赤い実をつけますが、この実を鳥がよく食べ、種子を運ぶので都市部の林でもよく生えています。このとき見つけた実は、赤みが足りないようでした。鳥も食べずにとっておいたのでしょうか。

私が子供の頃に住んでいた家の庭にもこの木が植えてありました。よくヒヨドリがこの実を食べに来ていたのを覚えています。

この青々とした葉を火傷や創傷薬として用いる事もあるそうです。
この木の新芽たちも春の訪れを待ち望んでいるようですね・・・・・

日陰を好む木なので、北向きの庭に植えるのがよいそうです。。。。。
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春を待つ・・・

2007-01-16 23:35:00 | お散歩
キランソウの咲いていた土手にこんな蕾もありました。
オニノゲシ[鬼野罌粟](キク科)です。
ヨーロッパ原産の1年草~越年草で、道端、畑、荒地などに生えます。高さ40~120cmになります。花期は4~10月、枝先に径約2㎝の黄色い頭花をつけます。今はまだ冬を越すための根生葉の中に蕾がありますが、暖かくなれば茎が伸びてくるのでしょう。葉には羽状の切れ込みがあり、先が刺となる鋸歯があります。
よく似た植物にノゲシがありますが、ノゲシより刺が多いので「鬼」がついたそうです。
大きくなる頃には、刈られてしまうのでしょうか・・・

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気の早い・・・

2007-01-15 21:49:00 | お散歩
キランソウ[金瘡小草](シソ科)の花が、もう咲いていました。花期は通常3月~5月といわれていますが、日当たりの良い道端の土手に生えていたせいか、1月のこんな時期に咲いていたのです。
今年は暖冬という事で、冬というのに関東地方では雨の日が多いです。
地球規模の温暖化が問題となっていますが、こんな所にも影響があるのでしょうか・・・・・
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