花咲いて・・・スベリヒユ

スベリヒユ[滑り莧]（スベリヒユ科）
日当たりの良い田畑、道端、庭などに生える１年草。全体は無毛で多肉質。茎は赤紫色を帯び、地を這います。７～９月、茎先の葉の中心に、黄色い５弁花を咲かせます。
暑い日差しの中で小さな花を咲かせていますが、スベリヒユは１歩進んだ光合成をしているため、痩せ地にも強く乾燥にも耐える強さがあるそうです。
以前にも載せましたが、葉や茎はよく水に晒した後、和え物、浸し物、汁の実、味噌煮等にして食用としたそうです。ただの雑草ではないんですね。

８月下旬　横浜市内にて　

未熟もの・・・ミツバアケビ

ミツバアケビ［三葉木通］（アケビ科）
子ども達を川で遊ばせていたら、川岸から伸びた枝が、ちょうどよい具合に日陰を作っていました。その陰の中で何気なく見上げたら、ミツバアケビの実が生っているのに気付きました。まだまだ青い実ですね。
この実が熟す頃には、川遊びをする子ども達の姿も見られなくなるでしょう・・・・・

ミツバアケビの花

８月中旬　神奈川県内にて　

実り・・・ヤマボウシ

ヤマボウシ［山法師］（ミズキ科）
先日行ったバーベキュー場がある公園の駐車場際の林には、ヤマボウシが生えていました。
葉の間からは、熟し始めた実が見えます。味見をするにはまだ早いのでしょうか。
家の近くの道路には、街路樹としてヤマボウシが植えられていますが、車の通りも多いので味見する気にはなりません。いつか味見をしてみたいと思っているのですが、願いが叶う日は訪れるのでしょうか・・・・・

ヤマボウシの花
８月中旬　神奈川県内にて　

草むらにて・・・コバノカモメヅル

コバノカモメヅル[小葉の鴎蔓]（ガガイモ科）
関東～近畿地方の山麓の草地に生えるつる性の多年草。茎は根元からつるとなって長く伸び、巻きつきます。葉はやや厚く多数つき、基部は著しい心形にならず、長楕円状広披針形で裏は無毛です。また、葉には托葉はありません。
７～９月、こんな暗紫色の花を咲かせます。
先日の日曜日、家族で川原でバーベキューをやりました。妻の両親や兄家族も一緒でしたが、天気も良く楽しい1日となりました。
コバノカモメヅルは、横浜でも見られるようですが、まだ出会ったことがありませんでした。川原から駐車場へ向かう途中、道端の斜面にあった草むらをなんとなく眺めていたら、この小さな花に気付きました。もっと近付きたかったのですが、子どももいたためあまり無理なことはできず、残念でした・・・・・

８月中旬　神奈川県内にて　

今年も咲いた・・・ヤブミョウガ

ヤブミョウガ[藪茗荷]（ツユクサ科）
今年も林の中で、ヤブミョウガの花が咲いていました。
この林には所々でヤブミョウガが群生しています。
ある程度まとまって咲く姿は、なかなか見応えがあります。
暑い中での散策、この花を見ると涼しさを感じますね・・・・・

2006年の花　2007年の花　2008年の花

７月下旬　横浜市内にて