自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大きなもの・・・

2021-05-11 22:49:00 | お散歩
ハラグロオオテントウ[腹黒大瓢虫](テントウムシ科)
本州、四国、九州で見られる、大きさが11~12mm程の大型のテントウムシ。
クワキジラミを捕食するので、クワで見られることが多いそうです。
九州や四国で繁殖することが多く、温暖化の影響で近年は関東地方でも観察例があるそうです。
道端の葉の上に、大きなテントウムシがいることに気付きました。
今まで見たことも無い大きさです。
良く知られているナナホシテントウやナミテントウは大きくても8mm程なので、その大きさがわかるでしょうか。
温暖化の影響は、こうした小さな生き物にまで及んでいるのですね。

ヌルデ[白膠木](ウルシ科)
こちらはヌルデの虫こぶです。
ヌルデノミミフシという小さな小さな虫が作ったと言えるものですが、この虫こぶはとても大きなサイズです。
小さな虫が集まって、こんなに大きなものを作ることに驚かされます。

クワキジラミ

4月中旬 横浜市内にて

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小さくて・・・

2021-05-10 22:39:00 | お散歩
ハナイバナ[葉内花](ムラサキ科)
足元には、小さな花も咲いていました。
径2~3mm程の小さな花ですが、近づいて見てみると可愛い花だと気付きます。
春先によく見かけるキュウリグサも小さな花ですが、どちらの花もそれぞれの魅力があります。
ただの雑草と思わないで、この花の魅力に気付いて欲しいですね。

4月中旬 横浜市内にて

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長きものが・・・

2021-05-09 21:53:00 | お散歩
ウラシマソウ[浦島草](サトイモ科)
山野の林に生える多年草。葉の高さは30~60cm。葉はふつう1枚で、11~17枚の長楕円形の小葉からなり、花よりも高くなります。
3~5月、褐色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつけます。そこから出る付属体は、外へ長く出て垂れます。
ウラシマソウは、14年ほど前に近所のお寺で初めて見ました。
この細長い付属体が特徴でしょうが、これを見て浦島太郎の持つ釣竿を想像することができるでしょうか。
命名した方のセンスが光りますね。

4月中旬 横浜市内にて

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目立たぬものも・・・

2021-05-07 22:46:00 | お散歩
ヒメコウゾ[姫楮](クワ科)
林縁では、ヒメコウゾの花たちと出会うこともできました。
雌花と雄花、どちらもそろって咲いています。
花弁も目立たず、地味目な花は咲いていることにさえ気付かれないことも多いでしょう。
ヒメコウゾは風媒花なので、こうした花を付けるのでしょうかね。
昨年は果実の味見をしませんでした。
さて今年はどうしましょう。

2020年の実

4月中旬 横浜市内にて

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夏に向かって・・・

2021-05-06 22:54:00 | お散歩
ナツトウダイ[夏燈台](トウダイグサ科)
丘陵や山地に生える多年草。葉は倒披針形~長楕円形で柄はなく、互生します。
4~5月、茎先で対生する2個の葉の間から杯状花序を出し、三日月形の腺体が特徴です。
久しぶりにナツトウダイの花を観察しました。
道端の草むらで、少し固まって生えていました。
この辺りでは、トウダイグサにも出会うことができます。
トウダイグサも暫く見ていないの、こちらも探してみたいと思います。

4月中旬 横浜市内にて

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