自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

紫の・・・

2021-06-21 22:22:00 | お散歩
ムラサキシキブ[紫式部](シソ科)
林の中でムラサキシキブの花と出会いました。
ゆっくりと散策する時間が取れず、休憩中に散歩した時の出会いです。
この花色が素敵ですよね。
梅雨時に咲く綺麗で貴重な花です。
今日は夏至、梅雨空とならず日の長さを実感できました。

6月上旬 横浜市内にて

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悩ましき・・・

2021-06-17 17:54:00 | お散歩
道端の茂みでヒルガオの花が咲いていました。
よく似た花にコヒルガオがあります。
一般的には花柄に稜があり、翼の付くのがコヒルガオです。

花を横から見てみました。
花柄は丸っぽく、翼はありません。でもよくみると、稜の様なものがあります。
ヒルガオやコヒルガオの特徴とやや異なる様子です。
花の下につく苞の形も大きくて、何となく印象が異なります。
この花は、ヒルガオとコヒルガオの雑種と言われている、アイノコヒルガオでしょうか。
ただでさえ紛らわしいこの二つの花ですが、雑種まで登場すると私の手には負えません。
いつも頭を抱えてしまう花たちです。

ヒルガオの花

6月上旬 横浜市内にて

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これも薬用・・・

2021-06-16 22:24:00 | お散歩
ナンテン[南天](メギ科)
林縁を歩いていると、ナンテンの花と出会うことができました。
枝先に円錐花序をだし、小さな白色花を3個ずつ輪生して咲かせます。
以前にも載せましたが、実は鎮咳作用のあるアルカロイドが含まれていて、「南天実(ナンテンジツ)」と呼び薬用とします。
また、ナンテンに含まれる配糖体から合成されたトラニラストは、抗アレルギー薬やケロイドなどの治療薬として使われています。
葉には、抗菌・防腐作用があるので赤飯や魚料理などにそえられることがあります。
昔から身近な薬草として親しまれてきたのですね。

6月上旬 横浜市内にて

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薬用、果実酒・・・

2021-06-15 22:44:00 | お散歩
ネズミモチ[鼠黐](モクセイ科)
林の中で、真っ白な花を咲かせた木がありました。
これはネズミモチでしょうかね。
果実の様子からこの名がありますが、その果実は薬用として利尿や滋養、強壮などに用いられます。
果実酒として楽しむこともできますが、まだ試したことがありません。
何時か挑戦してみたいです。

6月上旬 横浜市内にて

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身近な毒も・・・

2021-06-14 22:48:00 | お散歩
キョウチクトウ[夾竹桃](キョウチクトウ科)
インド北部原産の常緑低木。葉は革質で長披針形、全縁で3枚ずつ輪生します。
6~9月、桃色や白色の上部が5裂し平開するロート状の花を咲かせます。
耐熱、半耐寒性などがあり、排気ガスにも強いため、街路樹などに植えられることが多いです。
全草、特に種子や枝の切断面から出る乳液が有毒で、強心配糖体のオレアンドリンを含み、誤食すると頭痛やめまい、嘔吐、けいれん、意識障害を起こし、死に至ることもあります。
フランスでは、この枝をバーベキューの串に使った為、数名の方が亡くなったことがあります。
西南戦争でも官軍の兵が、この枝を箸に使って中毒を起こした例もあるそうです。
まさに綺麗な花には毒がある。
花を見て楽しむだけに致しましょう。

5月下旬 横浜市内にて

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