自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

生垣に咲く・・・

2021-06-03 18:46:00 | お散歩
イヌツゲ[犬黄楊](モチノキ科)
道端の生垣で、イヌツゲの花が咲いていました。
イヌツゲは雌雄異株、雄花は葉腋から花柄をだし、2~6個の花が咲きます。
雌花は葉腋にひとつずつ花が咲きます。
これは雄花、4個の雄蕊が目立ちますね。
蜜も出ているようで、日に照らされて光っていました。
薄黄色の花粉もたくさんこぼれています。
イヌツゲの雌花をまだ見たことがありません。
実の付いているイヌツゲを探して覚え、花の咲く時期に行くしかないですね。
まだまだ課題が多いです。

5月下旬 横浜市内にて

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旬は過ぎたか・・・

2021-06-01 18:57:00 | お散歩
ハハコグサ[母子草](キク科)
道端の空き地の隅で、ハハコグサが群れを成して花を咲かせていました。
一つ一つは小さな花ですが、こうして集まって咲いていると、なかなか見応えがあります。
春の七草のひとつ、「御形」はこのハハコグサのことです。
まだ茎の立ち上がらないロゼット状の葉を用いますから、こんなに花が咲いている頃に食べると美味しくないのでしょうかね。
以前にも載せましたが、ハハコグサは花期に全草を採取し、天日で乾燥させたものを「鼠麹草(ソキクソウ)」と言って、鎮咳・去痰・扁桃炎・のどの腫れに用いられていました。
薬草として用いるのなら、ちょうど今がその季節なのでしょう。

5月下旬 横浜市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする