自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

冬を前に・・・

2024-11-14 17:51:43 | お散歩

ヒドリガモ[緋鳥鴨](カモ科)
公園の池にヒドリガモの姿を見る季節になりました。冬に日本に渡ってくるカモの仲間、まだその数は少なかったです。
岸の近くにも何羽かいたのですが、私がそれに気付かず近付いてしまい、池の中央へ行ってしまいました。とるのは写真だけ、カモたちに害を与えるつもりは無いのですが、この距離感がカモたちにとっては安心できるのでしょうかね。
この季節らしからぬ気温も続いていますが、日本の四季が無くなってしまわないか心配になります。

10月下旬 大和市内にて

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咲く花を・・・

2024-11-12 17:48:42 | お散歩

リンドウ[竜胆](リンドウ科)
本州~九州の山地に生える多年草。茎は直立または斜上し、高さ20㎝~100cm。葉は3脈のある卵状披針形で、基部は茎を抱きます。9~11月、茎先や上部の葉腋に、長さ4~5cmの紫色の釣鐘型の花を咲かせます。花冠は先が5裂し、裂片間にはさらに副片があります。
十数年ぶりに近くの林でリンドウと出会うことができました。この日は薄曇りだった為か、花は開いていませんでした。以前出会った時も花は開いていなかったので、開いているリンドウの花を見てみたかったですね。
以前観察した場所で、その後リンドウを見ることがありません。消えてしまったのでしょうか。ここでは、保護されているようで、数株のリンドウがありました。リンドウの咲く林、この辺りでは貴重な場所といえるでしょう。

10月下旬 大和市内にて

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似たもの・・・

2024-11-11 17:30:20 | お散歩

タンキリマメ[痰切豆](マメ科)
関東以西の本州、四国、九州の低地の荒れ地や日当たりの良い草地、林縁などに生えるつる性の多年草。葉はやや厚く3小葉からなり、小葉は倒卵形で円頭、葉の中央より先寄りで最も葉幅が広いです。全体的に毛が多く、葉は両面とも縁に毛があります。
7~10月、葉腋に総状花序をつけ、淡黄色の花を咲かせます。果実は豆果で密につき、赤く熟します。
何度も歩いたことのある道端で、タンキリマメと出会うことができました。今までこの辺りで出会う赤く色付いている豆果は、トキリマメだけだと思っていました。この日、妻と二人で散歩をしていて赤い実に気付き、近付いたところ葉の様子がトキリマメと違うことに気付きました。初めて観察できたタンキリマメですが、来年は花の咲く様子も観察してみたいです。

10月下旬 横浜市内にて


トキリマメ[吐切豆](マメ科)
こちらはいつも見ているトキリマメです。タンキリマメと葉の様子を比較するために撮りました。小葉は中央より基部側で葉幅が最大で、葉先は尖っています。トキリマメはよく目にすることができるので、探すのには苦労しませんでした。
7日の立冬を過ぎ、暦の上ではもう冬です。その夜、ぎっくり腰になってしまいブログの更新が出来ませんでした。喉も痛くなってきて、熱はありませんが久し振りに風邪を引いたようです。激しい気温の変化に身体がついて行かなかったのかもしれません。体調は徐々に良くなっていますが、無理せずに過ごしたいと思っています。

10月下旬 大和市内にて

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赤い実、黒い実・・・

2024-11-07 18:00:44 | お散歩

ガマズミ[莢蒾](ガマズミ科)
北海道~本州、四国、九州の身近な山野や雑木林などに生える落葉低木。葉は対生し、倒卵形~円形。鋸歯はあまり尖らず波状で、葉の両面に毛があり、葉柄や若い枝にも毛が多いのが特徴です。5~6月、本年枝の枝先に散房花序をだし、小さな白い花をたくさん咲かせます。果実は核果で、9~10月頃に赤く熟します。
林縁でガマズミが、赤い実をたくさんつけていました。今年は豊作だったのでしょうか。枝が実の重さでしな垂れているようにも見えます。ガマズミの実には、ガマズミミケフシという虫こぶがついていることがあります。実を採取するときには、混ざらないように注意しないといけませんね。


ヤマコウバシ[山香](クスノキ科) 
関東~九州の山地に生える雌雄異株の落葉低木。葉は互生し、葉柄が5mm以下と短く、冬でも枯れ葉が枝に残るのが特徴です。4~5月、葉の展開に先立って、前年枝の葉腋に散形花序を出し、数個の花をつけます。果実は液果で、秋に黒熟します。
2年ぶりにヤマコウバシの実を見ました。まだ葉が緑色をしていますが、実は黒く熟していました。ヤマコウバシの実を観察することは多いですが、花はしばらく観察できていません。以前花を観察した株は、すぐ近くまで行ける所に生えていましたが、切られてしまったので今は観察することができません。小さな花なので、このヤマコウバシでは花の様子がわからないと思います。またどこかで探さないといけません。

10月中旬 横浜市内にて

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野菊の花・・・

2024-11-06 17:27:26 | お散歩

ユウガギク「柚香菊」(キク科) 
道端の草むらで、ユウガギクが群れ咲く姿と出会いました。一面に咲く花、なかなか見応えがあります。よく見ると舌状花を落としたものも見ることができます。花の盛りをやや過ぎていたのかもしれません。
花を揉むと柚の香りがすると言われています。いつか確認したいのですが、綺麗に咲く花を摘んで試すことはためらいがあります。これだけ咲いていれば一つくらい、という気持ちもありますが、今年も確認することはしませんでした。

10月中旬 横浜市内にて

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