自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花の盛りに・・・ツワブキ

2024-12-11 17:16:13 | お散歩

ツワブキ[石蕗](キク科) 
林縁の斜面で、ツワブキが花の盛りを迎えていました。柔らかな陽射しに照らされて、どの花も輝いて見えました。こんなにたくさん咲いていると、どの花を撮って良いのか迷います。結局いつものような写真になってしまいました。
それにしてもこのところ晴れの日が続いています。ここ横浜では、12日間連続で雨も降っていないようです。晴れていると散策に行く意欲もわきますね。良い気分転換になっています。

12月上旬 横浜市内にて

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花が終わって・・・

2024-12-10 17:13:48 | お散歩

ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科) 
10月に花を観察したツクバトリカブトの株は、今回確認できませんでしたが、近くで花の咲き終えた株に出会うことができました。萼片は全て落ち、3個の雌しべが残っています。これはもう若い果実と言って良いのでしょうか。まだ白い花柱も目立ちますね。

すぐ近くには、まだ花の咲いている株もありました。横に倒れるように伸びた茎を、誰かが落ちた木の枝で支えを作ってくれたようです。緑の褪せてきた林縁で見た花は、どこか寂しげに見えましたが、花を訪れていたホソヒラタアブを見つけて少し心が温まりました。

12月上旬 横浜市内にて

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品定め・・・

2024-12-09 17:32:01 | お散歩

カワセミ[翡翠](カワセミ科)
池の畔を歩いていると一羽のカワセミが、刈られた葦の茎に止まっていることに気付きました。カメラを構えて撮ったこの一枚、立ち止まった私に気付いたのか、なんとなくカメラ目線に見えました。


10月に、魚を捕った直後のカワセミを観察したのですが、今回は水に飛び込む瞬間でも見られないかと思って、カメラを構え続けようとした瞬間、カワセミが飛び立ったのです。

カワセミは水に飛び込むことは無く、一直線に私に向かってきました。そして、私の目の前で右に方向転換し、池の周囲をぐるっと回るように飛んで左手奥にある茂みの方に飛んで行ってしまいました。本当に一瞬の出来事でした。呆気にとられるというのはこういう感じなのかと思いましたね。ピントを合わす時間も無く、シャッターを押し続けたら、ブレブレですがカワセミの姿を捉えていたのです。
このカワセミ、カメラを構えた私の品定めに来たのでしょうかね。あなたでは私の綺麗な姿を撮ることは出来ない、とカワセミに言われた気がしました。

12月上旬 横浜市内にて

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北海道へ・・・番外編

2024-12-06 22:15:36 | 旅行

函館観光には、ほぼ市電を使いました。これは函館市電の路線図です。1913年(大正2年)に路面電車として走り始め、最盛期には12系統あった路線は現在2系統だけになり、函館どつく前と谷地頭を出た電車は、十字街から同じ線路を走り、湯の川まで行きます。週末の日中は、それぞれ1時間に4本ずつ電車が走っていました。


これは今回使った1日乗車券です。利用する年月日をスクラッチする方式は初めて見ました。料金は2kmまで210円で、最大260円かかります。3回乗れば元が取れる計算です。ただ、いくつかの店舗で割引などのサービスがあり、2日目の昼食をとった五島軒では、550円のソフトドリンクがサービスとなっていて、もうこれだけで元は取れた感じでした。
市電函館バス1日乗車券や市電函館バス2日乗車券、市電24時間乗車券などの他のお得な乗車券は、いずれもスマートフォン対応のみとなっています。交通系ICカードも使えるので、最終日はPASMOを使って乗りました。

これは最初に乗った電車です。2007年に導入された超低床電車です。入口から出口の床面を停留所の高さに揃えているそうです。この電車は2両連結されている感じです。



8000形は、昭和30年代製の800形の台車などを活用して、車体を2000形相当の物に取り替えた車両です。10両が運行されているそうですが、よく見かけた車両です。

こちらは2000形、1990年代初めに導入された車両です。この頃3000形も導入されていますが、写真を撮り忘れました。その3000形は函館市電初の冷房車だそうです。私が若い頃は、北海道を走る自動車には冷房があまり普及していなかったと記憶しています。夏でも涼しかった北海道ならではのことでしょうね。


これは昭和35年に登場した車両です。レトロな感じがなんともいえません。この形式は14両製造されたそうですが、今でも4両が営業運転をしているそうです。


最後に乗った電車は、昭和40年に登場した車両です。800形として残っているのはこの1両のみだそうです。市電のほとんどの車両は全面ラッピングが施されていますが、この車両はラッピングがされておらず、当時の標準色「笹色ツートン」と呼ばれる塗装です。


来年は還暦を迎える車両、中央扉横の窓の上には、形式番号がありました。この他にも車両形式はありますが、函館市電には現在37両の車両があるそうです。
横浜でもかつては市電が走っていましたが、1972年に全線が廃止されました。子供の頃に市電を見た微かな記憶があるのですが、乗ったことがあるか覚えていません。まあ、私が生まれ育った所には、市電は来ていませんでしたから、記憶が無いのも仕方が無いことだと思います。
函館の旅の記録は、今回が最後となります。次回からは、通常のブログに戻ります。

11月下旬 函館市内にて

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北海道へ・・・3

2024-12-05 17:26:50 | 旅行

3日目は、朝から良く晴れていました。この3日間で天気が一番良かったと思います。前日は思ったほど晴れていなかったので、津軽海峡越しの津軽半島などが良く見えるのではと思って、市電に乗って再度立待岬へ行ってきました。
前日よりも1時間ほど遅い到着でしたが、太陽が眩しいくらい良く晴れていました。太陽の下にうっすらと見えるのが津軽半島です。


左手にうっすら津軽半島が見えています。右手にうっすらと見えるのは松前半島でしょうか。山の上は雪化粧していました。この日も風はありましたが、波は前日より比較的穏やかに見えました。


枯れ木越しに函館の市街地を眺めています。ツルウメモドキに似ている赤い実が残っていましたが、草木はほとんど枯れていました。


湯の川温泉方面を眺めると、背後には雪化粧をした駒ヶ岳の姿が見えました。昼過ぎにはこの雪も溶けたのか、黒っぽい山肌が目立ってきました。やはり暖かなのですかね。


その後、市電に乗って金森赤レンガ倉庫に行きました。赤レンガ倉庫には、ツタに覆われた倉庫がいくつかあります。そのツタの葉は、どれも真っ赤に色付いていてとても綺麗でした。紅葉した葉の陰には黒っぽい実の姿も見えました。

葉の少ないところでは、実の姿が良く見えます。ツタはブドウ科ツタ属ですが、なんとなくエビヅルの実にも似て見えました。倉庫の外観を撮っている人はたくさんいましたが、ツタの実を撮る人は私ぐらいでしょうかね。


ここはスルメイカ専用の水揚げ場です。函館滞在中は、スルメイカが不漁だったので、活イカを食べることが出来ませんでした。生け簀に放したイカを釣ってその場で食べる、というのも名物らしいのですが、どこの店も生け簀は空でした。
ご当地ドリンクの「函館ガラナ」、売店で見つけて気になって買ってしまいました。コーラのような色をした炭酸飲料で、味の好みはそれぞれでしょうが、私は美味しく飲みました。


港には青函連絡船として活躍した摩周丸が、当時使われていた旧函館第2岸壁に係留され、船内が見学できるようになっています。青函連絡船の歴史なども学べる記念館となっているのです。私の地元横浜港には、戦前から戦後まで活躍した貨客船「氷川丸」が係留されています。同じように船内が見学できて、子供の頃は何度も乗船(見学)したことがあるので、懐かしく思い摩周丸の見学もしてきました。
摩周丸を下船した後は、函館朝市に向かって少し遅い昼食をとりました。朝市食堂二番館の500円海鮮丼は、とても美味しかったです。
赤レンガから函館駅までは、海の景色を眺めながら歩いて行ける距離です。その後、駅からシャトルバスに乗って空港に向かい、函館の旅は終わりました。

11月下旬 函館市内にて

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