自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

神辺平野

2007-02-23 11:48:03 | Weblog
 雨が上がって優しい風が吹く。
頬を触った風は露の残る花へ向っている。
もう春です。
一寸出かけてみませんか。





備後の国は弥生時代の終わりには姲娜の国と呼ばれていたようだ。
7世紀の後半に吉備の国が3つに分割されて備の後に前、中、後が付いて備前、備中(岡山県)備後(広島県)と別れていると文献には有るが日本書紀には姲娜も備後もどちらも屯倉を置いたと記載されている。もう少し調べないと嘘をつくことになるので確定ではなく?とします。
それは別にして
備後と備中の境界の印から見ていただく。
最近作られたものだが大正8年の文字が覗く。
約90年も前に高屋村も御野村もそれぞれ合併して現在の平成の大合併のように大きくなったのだろうか、今の私にとっては春の月のようにおぼろの世界である。



この境界から岡山市の中心まで約60キロ、広島市の中心まで約120キロとも書いてある。(下の写真は近郊の駅までの距離、記入は当時の長さの里である)







ここからは神辺平野の歴史と観光の標を記して行く。
自然流神辺100景の紹介となる。
今日は近世山陽道や高屋川の常夜灯を県境から紹介していく。
川の神様がお祭りしてありこの2つはどうも四国の金比羅様との関わりあいが見られる。





これから次回にわたり近世山陽道の常夜灯を紹介する。
上御領八幡神社の前にある。


今日の話じょうでしたか。夜の明りも悪くない季節になりました。
以下次回へ