自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

無農薬栽培

2009-12-06 21:32:11 | Weblog
 12月5日 広島県商工連合会東部支所主催の
「奇跡のリンゴ!不可能への挑戦」の講演会に参加させてもらった。
それも最前列で講師が目の前の関係者席で少し首が痛いがためになる話を聞いた。
木村さんの言葉「自然に戻れ。リンゴも喜ぶ大切なのは感謝の心」
我が自然を尋ねる人もよく似た考え方で人生の後半を歩いているから参考になった。
イヤお恐れ多くてこの言葉は撤回しないといけない。

話を進める上で、まず周りのきれいなものを見る。いつもの夕陽の場所へ。


放射状の光を見るため待つ

沈む夕日を観察する

太陽の沈む場所に雲がうまく切れて光を遮断している
放射状の光が西空で放つ
じっと観察していた結果の成果だ
講演では馬鹿になるほど観察が必要だと言われた


木村さんは絶対不可能だと言われたリンゴの無肥料、無農薬栽培を成功させた人だ。
農業で家族が健康を害したことを契機に農薬をしない、肥料を与えない栽培を模索し
8年も収穫・収入ががない苦難を乗り越えて成功を得た人だ。



その過程を地方都市福山のまたその北東の外れの神辺で聴けたのだ。
(これを誘致し成功させた担当の方は女性だ。
以前一緒に仕事をしたことがあるが仕事のためなら鍬をもつて自ら農作業もする人だった)

ところで私も自然と名をつけるほど無農薬・無肥料にはこだわっている。
これから収穫する黒大豆


肥料も与えなければ農薬もしない
雑草も取らない。植えたらそのまま放置する
但しテキシンはした

中央には小さな蜘蛛がいる

上の約倍の走り蜘蛛の仲間

12月だと言うのに蛙が出て来る

出てくれば百舌鳥に狙われる
百舌鳥と言う鳥は餌を見つけるといくらでも捕獲する
そして食べきれないものは枝に挿す
日干し蛙が数か所で見られる
農薬をしないから蛙が多い。餌の蜘蛛も多い


講演の中で聞いた話だが
無農薬・無肥料で育てた野菜や果実は自分で悪いところを治癒していくと。


普通虫は葉っぱの端から食べる
中央から食べる例は少ない
この野菜、中央に穴がいている。
小さい時食べられた穴を自分でこの葉っぱは治癒させたのだ?


ところで今咲いているさくらは10月さくらだが



このさくらの親戚に桃がある。
その桃、我が家に18本植えているが無農薬・無肥料でここ4年過ごしている。
実は昨年、1昨年とほとんど口にできなかった。
アブラムシやガンドウムシ、カメムシに襲われたりして収穫できない。
2年で無肥料は中止して、窒素、リン酸、カリ均等の化学肥料を昨年施した。
その結果今年は約800個袋かけし、500個弱が実った。

木村さんの話をもう少し早く聞けば肥料を与えなかったのに!
質問の時間がなかったから不明点をインターネットで聞くことにして無肥料を考えたいが
ガマン!私にはできるかな!

話を聞き終わってふと玄関先をみると


ブルーの光が目に染みた


それは別にしてこれを企画した方、それをサポートされた所長殿には改めてお礼を言います。
ありがとうございました。