自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

今堂々川の中は

2009-12-09 22:42:48 | Weblog
空の雲を見ていると6時間後には雨が降りそうな羊雲モドキが漂う。
気象庁の予報も正確だけれど、負けてはいません自然予報。
15時過ぎにはポツリポツリと雨粒が落ちる。



ここ数日、堂々川に入り、少し昔の不法投棄物を拾い上げている。



不法投棄防止対策の桜を
12月12日に植えるために川の中をきれいにしている。その後始末!
草を刈り全体が見えるようになると新たな不法投棄も見える。
木工を趣味としている人の木材が捨ててある。
道路の端に置いていたら福山市の環境の方が拾って焼却場へ。
半分以上は頭が良いのに仕事を逃げる職員がいる中
いきな計らいをされる係り員もおられる。気分がよい。ありがとう。



ゴミ拾いを少しさぼるとまたゴミを捨てる奴。
自然だってかなり鈍いが血の通う人間だ。


こぶしが季節外れの蕾を付けた


コブシを振り上げることもある。


草を刈り、不法投棄物を拾いあげた
夏場はマムシが怖くてできない仕事


きれいになっている。2番砂留から眺めると気分が鎮まる。
振り上げたこぶしは行くところがないから頭をかいた。

さて、本題の堂々川の中は


砂防の川認定は古くて明治34年
その昔から砂と戦う地元の人
そしてホタルの幼虫

ホタルが卵をうめる環境
苔が生えている


ホタルの幼虫は冬眠しているはずだ。
確認に川に入った。


トンボの幼虫 ヤゴ!

石の下でじっとしていた幼虫
石をどけられたので5分程経つと動きだした

この幼虫昼間から砂の上でじっとしている


本に書いてあるように
ホタルの幼虫は今冬眠しているはずなのだ。
こぶしが間違って蕾を開こうとしているように
ホタルの幼虫も季節感を忘れたのが現れたのだろうか。
無理もない
人間だって捨ててはいけないと口で言いながら不法投棄をする人がいるのだから!
多分あの人だ。自然の感はお天気同様良く当たる。
でもでも特定はできない。証拠がない。