自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

冬が来た

2009-12-20 20:52:21 | Weblog
植物の栽培や渡り鳥の飛来は旧暦を使うとよく当たることが多い。
こんな話を聞いたから、旧暦のことを調べてみた。
旧歴での今年の冬は
2009年11月17日から2010年2月13日までである。
お天気、温度は八卦の気があるから、当たるか当たらないかは別にして今後注力して見る事にする。

話は変わって、今日も寒い。
ホタルの川では瞬間的に雪が舞った。


この雪が夜舞っていたら初冠雪間違いない

ここでも雪が舞う
2004年この場所でホタルが20数匹舞うのを見て
ホタルをここで飛ばそうと夢見たのが同好会の始まりだった


寒い時にする農作業を紹介する。
福山が日本最大の産地「クワイ」
頭から芽が出る。おめでたい縁起担ぎでお正月のおせちに使われる。
そのクワイの栽培されている田んぼ。


11月中旬以降収穫が始まる

刈った茎を1筋に集める作業
奥右に見える高圧ポンプで土の中らから掘り出す

街の真ん中にある田でもセグロセキレイがいる
(今日尾がうんぬんの22回目はない)


水の中の冬の作業はキツイ、冷たい労働で労働人口は減っている。
続いておめでたい食べ物の収穫
黒豆、ちなみに数年前までは丹波で育っていた品種である。

12月3日に草の中から刈取り干す。
以下の仕事は自然が行う自然農法である。
(時間がないから種を植えてからほとんど手をかけていない黒豆、
 だから肥料も、農薬もやらず、草も取っていない、早く言えば放置された豆だ)
良い意味では無農薬、有機肥料の黒大豆である。


草と共に刈取り、豆だけ寄りだして根のほうを下にして△に立てる


そのダイズを収穫する。
わざわざ雪の日を狙ってこなす必要はないのにと思われるだろうが
空いた日がこの二日だけだった。


ブルーシートを敷いて、その上にむしろを敷き
格子槌で叩いて実を取り出す。

我が家にある最新式の篩とミも使う

エットはとれなんだが(沢山は収穫できなかったが)
1斗は超えて1斗3升ある
黒(苦労)した甲斐があった豆だ。

それにしても農作業もせずに、豆に遊べたものだ。

この光景をここ10年では最高に実付きが良い南天が見ていた。
今年の梅雨時期、南天が花を咲かせるころ雨が1滴も降らなかったから
交配の確率がよくほぼ90%結実している。
赤がきれい。



こうして見るとお正月の準備が進んでいるのがよくわかる。
付録の世界だが
黒豆の薬効
黒豆をぐつぐつ煮た汁は風邪の初期には最高によく効く。
黒豆のブラックユーモアー
風邪をひいたらぐつぐつ言わずにすぐ黒豆の煮汁を飲むことだ。