自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

御野小と堂々川

2010-11-11 21:18:19 | Weblog
風が吹く、吹く、木枯らし1号が吹く
木枯らし君、私たちを少しいじめすぎではないですか


葉っぱを飛ばすだけなら
8x8=64 ハハハ、ムシで許せるが

桜の看板をなぎ倒すなんていけませんぞ


桜の看板を取り付けて10カ月、支えがもう腐っている。
今年も30本サクラを植えるのでオーナーを募集していますが
支えの材質選定をやり直さないといけない。やはり輸入品ではダメか???国産ネズミサシが良いか!
そんなことを物思いし、本日の行事でもしも質問が出たら困るから現状を確認した。
堂々川最大の6番砂留


紅葉がかなり進んだ
石積してある石の数を数えた


今日の行事は御野小学校で地元に残る200年以上前に作られた堂々川の砂留
現在流にいえば砂防ダム「堂々川登録有形文化財の砂留群」の役割や構造を
最近特におおくなった土砂災害等を実際に対応しておられる広島県の砂防専門家が
解説する授業が行われた。
11月10日の山陽新聞に写真入りで載っていた。
あれ、その新聞の写真、写真を撮っている人がいるが我が身によく似ている。
小学校へ来る前、想像したとおり6番砂留の1/50の模型が勉強のする図書室に鎮座している。
聞けば県から地元の御野小に寄付されるのだそうだ。


砂留の模型、石の数は800個あるとか
つまり模型の四角石が800個あると言うことだ


授業の始まり




画像をパワーポイントで

生徒たちは6番砂留と広島にある現代の砂防堰堤の構造を図面で比較した用紙に習ったことと
自分たちのグループ討議からアーチ型とか水の抜ける道があるとか砂留が黒いとかを紙に書いて
貼り付けて行った

そして成果の発表
大人顔負けの意見が続出する


恥ずかしながら今の小学時代にいなくてよかった。
あまりにも難しすぎて対応しきれない。
親御さんは質問されたらきっと答えられないと思うよ!

校長・教頭・担任の先生に見送られて小学校を辞し
県のお二人と歴史が残る現場の視察案内及我々が
疑問を持っていることを教えてもらうため堂々川に行く。
気さくに対応してもらえた。


1673年堂々川で土石流が発生し、63名の尊い命が失われ
国分寺が流出した事を記した石塔へお参りした。


明治時代の村境の標が残っていた


東中条村 上御領村


堂々川ホタル同好会が作リ始めた「堂々川の今昔」なる史実を残す冊子の
1ページが今回教えてもらったことで埋まる。
有難い半日だった。