自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

猪ときじ

2010-11-16 20:29:36 | Weblog
狩猟解禁日の翌日
今日も寒い朝だったが遠くで猟犬らしき鳴き声がする。

話はさかのぼって解禁日の前の日、つまり11月14日
堂々川上流では植樹祭が行われる。
ボランテァとして参加することにしていたのでいつものように車に乗り
鼻歌交じりで猪罠を仕掛けた4番砂留の場所を通る。
前の車がブレーキを踏む。ホタルの餌を放流することは聞いていたのでそれで止まったかと!
降りると「何かいるぞ」と指さした先にはイノシシ。


確かに何かがいる


少しづつ近づいてみた。









檻にとらわれかなり激しく脱出を試みたらしく鼻の先が赤い。
最初は座っていたが人を見たとたん起き上って睨みつけてきた。
後から聞いた話だがこの猪
人間でいえば番茶も出花の娘盛りの18歳。
獅子年齢では1歳半前後。
28日同好会の慰労会があるからそこで披露、食す話も出たが
残念ながら今日までは駆除の日。
駆除免許の責任者に通報して植樹祭の受付を済ましに行った。


約330人、県知事・市長代理、県議のあいさつ等があったが
獅子を優先して捕獲現場へ引き返した


駆除責任者が到着



猪はどこかへ行くことになったようだ。
ちなみに猪は約30kg、約40%がに肉になるようだ。それにしても惜しい!
今日は愚痴を言う時間などない。
友人とホタルの餌のカワニナ放流



川の中にいる幼虫はどれだけ成長しているのか確認


源氏ボタルの幼虫 約2cm


猪の行く先が心配だがあきらめて植樹を行い
お昼すぎには別の場所へ移動し
すべての仕事がスーイ、スーイスイと片付いたその時
国道313号線国分寺バス停付近で大きな音がした。
交通事故だ。
飛び出してみると鳥がバタバタしている。


確認 雉のメス


衝突したはずの車が見えない。
これってひき逃げ?
雉がひき逃げされた記事はスクープにはならないかなー!



はるか彼方から聞こえてくる猟犬の鳴き声を聞くたびに
猪の行く先が気になる。惜しいことをした。
世の中、表もあれば裏もあるから今日は雉の話は没にする。