自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

自然の赤

2011-10-03 21:14:24 | Weblog
最近の堂々川は忙しい。
江戸時代に築かれ現存している砂留8基のうちの1基
4番砂留が崩落しつつあるのが判明し、
県にお願いしたら直してくださった。


修理中

修理が終わり水が溜まる


同好会が真面目に堂々川の復活を願い活動しているご褒美か!
県の予算が少ない中、議員さんにお願いすることもなく完成した。
改めて、会員の力を評価したい。
一つ砂留が修理できた。
二つ小学1年生が堂々川の自然を勉強に来てくれた。
ヒガンバナの手入れをしているときの来訪であった。
子供たちを見るとつい一言話したくなり先生にお願いして臨時の勉強会を開く。



たわいのない話だが
ヒガンバナが咲いている。何種類の花が咲いているか。
赤白黄色、ピンクにオレンジと話した後、何種類か質問すると
全員が5種の色を正確に言い返してくれた。
その時、空からトンビがやってきて、高さ5mまで降りてきた。
思わず首をすくめたが円を書いて高く舞い上がって遠くへ行った。
エゴノキとヤマガラの関係、ホタルを見たことがあるか等の話をした。
後で先生は鳥やホタルで質問攻めにあったらしいと噂に聞いた。
さてピークを過ぎたヒガンバナ、ある意味では今が1番綺麗、
女も30歳が過ぎると色気が増すと言うがその通り!
特に赤の色気が目立つ。


車を止めるて見る人が多い

白色が赤を引き立たせる


ところで9月26日のブログで円鍔さんの実家と紹介したのだが実は大間違いだった。
訂正を宣言して、改めて奥田元宋先生の実家を紹介する。


奥田元宋・小由女夫婦の実家


広島県三次市吉舎町辻、近くを馬洗川が流れ、その水は江の川に合流して日本海へそそぐ。
奥田先生の作品はすぐ近くに咲く県トップのヒガンバナは足元にも寄れない、
赤に特異を見出した風景を表現する和風作家だ。ここでも赤が浮き出る。
今日のテーマは自然の赤
我が家で満開のなでしこ



なでしこの親戚、250円で買ってきたセンノウが2回目の花を咲かせた。



まだ色づき始めたばかりだがスズランの実



三つ、夕方になると夕日の観察もしないといけない。


ススキと夕日


四つ、この時間帯になるとヒガンバナ泥棒が堂々川の斜面に現れる。
そして白いヒガンバナをとる。



今日も後一歩のところで逃げられた。

ヒガンバナを撮るふりをして盗る人まで監視するとは!
こんな人は頭が赤くなるまでセンノウしないといけない。
本当に忙しい。
今日も一日かくして終わらんとす。