自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

植樹オーナー

2012-11-27 20:49:30 | Weblog
堂々川
百瀬川と呼ばれていた頃は百の瀬を早めに下る流れだった。
ときが過ぎ、砂留が出来ると、どうどうと水が流れる暴れ川
土砂を巻きこんだ水は人まで下流へ押し流した。
そんな悲劇を持つ川も官民が協力し、しっかりした砂防が50基もでき
安心して暮らせる場所になった。
と思ったが、どっこい、今度は人災が起こる。

あかん!そこへ缶を捨てては


コーヒー缶のポイ捨て


その横に


何かのシールが


すぐ近くに捨ててある。
同じ人の仕業と思うのは私だけの感違いか?
電話番号が書いてあるので電話して見た。
あーだ、こうだといわれたが
「とにかく同じことが起こらない対策を教えてほしい」とつい怒鳴る。
さすがこの団体はしっかりしている。責任者の方が対策を持って来訪された。
ここから先の話、諸問題はあるが無事事件は解決したと報告しておく。
だがゴミを拾ったのは同好会の人間で、落としたといわれた団体の人ではない。

我々ホタル、昼間は光っても見えないひかりだ。
だから、ゴミを捨てられないような環境を作るため花を植えたり、
植樹して来訪者を増やし、監視の目を増やすことにしている。

そんなわけで植樹オーナーを募集している。
桜ともみじを福山市から無償提供してもらい、
個人の記念樹表示の看板製作費と肥料、穴掘りユンボのリース代他を負担してもらう。
事例としては下記のようなものである。



場所は堂々川沿い周辺







1番砂留の周辺は今紅葉が最高。
ハイブリッド車で来られた高貴に見えたご婦人が
ここなら京都まで行かなくてもイロハは十分楽しめるとヨイショしてくださった。
この方、「伊呂波にほえどちりぬるを・・」をご存じの教養のある方ゆえ、なおうれし。




この場所に紅葉を15本追加して植樹する。
今後、山の地権者と相談出来れば山にはこの紅葉の子供が沢山生えているので移植したい。
紅葉が綺麗色に育ったころ、ホタル同好会はもう消えているかもしれないが
神辺にあたらしい名所が生まれているだろう。
このモミジが育む周辺では色々な蝶を発見した。


キタテハ ♂

ウラナミシジミ


きちょうなキタキチョウ2頭のコラボ



天狗チョウが相変わらず元気に飛んでいる。




植樹オーナーを募集しています。
色々な方の応援PRで残りもあとわずかになりました。
ゴミがない川の中で暮らしたいので、
今日も頑張る堂々川のホタルに協力してください。
蝶の名前を修正しました。教えていただき感謝です。