自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

年末のホタル

2012-12-25 18:30:52 | Weblog
堂々川にも近々お正月がくる。
ホタルが飛ぶ場所で草刈りを忘れている所がある。
ホタルは米作の工程で生きているから川の草刈りは大事な作業だ。
昔から農家は川の岸の草は綺麗に刈っていた。
太陽光が川の中に入り、餌になるカワニナが繁殖する。


蔓よし

草刈り完了
カワニナが多くいる


木の上でシメシメと我が気持ちを代弁してくれる鳥。



ホタルの幼虫や魚がいる。


ゲンジボタルの幼虫

ドンコ


サワガニは見つからなかった。
が来年もこの場所からのホタルは間違いなく飛ぶ。
5分ほどで幼虫3匹が確認出来たから喜ぶのは当たり前。

しめしめと喜んだのはここまで。
今年最後のゴミ拾いをするはめになった。


先日おおとりものをした場所


大掃除も兼ねて川の中に入った。


橋の上から捨ててあるゴミ


ゴミを拾い集めると小さな袋には入らない。
この場所今年の5月、平家ボタルが100匹以上飛んだが今年は水が無い。
強い平家ボタルでも水が無いと生きてはいけない。
来年の事を云えば鬼が笑うが平家ホタルは全滅か。
それでも水のある場所では


ミズスマシとガガンボの幼虫


少し上流の水たまりでは


平家ボタルの幼虫


NHKの平家物語も終わった。
堂々川の平家も終わったと思ったが平家ボタルは全滅ではなかった。
そばではメダカが氷がはる水たまりでも泳いでいた。



今日も不心得者のためにゴミ拾いをさせられたが
堂々川は悪いことだけではなくちゃんとお土産を持たしてくれた。
しめしめ。