自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ナツズイセン

2013-09-03 21:15:19 | Weblog
ピンクの色をしていても可憐でおしとやかに見えるナツズイセン。
日本美人に似ている。
葉は花を、花は葉を知らず、6月には葉は枯れて8月頃から花が咲きだす。
またの名をハダカユリというそうだ。


8月6日野にひつそりと咲いていた


日本人のような花だが調べれば中国から来た帰化植物。
何時来たか。
最近の答えでいうと「今でしょう」
真面目に答えて欲しいと云うと「分からん、シラン」
分からないものは仕方がないから次へ進む。
堂々川ではナツズイセンは2個所で咲く。
日本一の登録有形文化財の砂留群の1番砂留と5番砂留の下
5番砂留の下は草に負けて花は見えにくい。



8月7日草を刈る


暑いので途中でやめる

80歳近い人が草を刈る
危なくて見てはおられぬ


8月11日人が変わって草を刈る。
草がなければ花は見える。
前期の花は終わりが近づいている。
前期の花は合計で30本ほどだった。

そして後期の花が8月27日から咲きだした。


1番砂留脇
前期は1本だけ咲いたが今度は50本


そして5番砂留も咲きだした。





植えて4年になるかな!
20球ほどが今では130もの花が咲いた。
9月1日満開を迎えている。
雨が良く降るから見物客は少ないし、綺麗だと云う人も少ない。





ナツズイセンの花ことば
「あなたの為ならなんでもします」

葉がすいせんの形をしているからナツズイセンと呼ばれているが
この花、ヒガンバナ科のトップを切って咲くリコリス系の花だ。
ボランテァ団体が不法投棄をやめさせるために植え始めた花、
今年は広島県でも有数なヒガンバナの里になるとがんばってみたが
はたして見る人はどのような評価をされるでしょうか。