自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

捨てる紙

2014-07-19 21:45:25 | Weblog
「捨てる紙、あれば拾う神あり」と馬鹿みたいに言い続けて8年が過ぎた。
その捨てる紙は8年経って相変わらず捨てられる。
がその量は8年前に比べると1/5まで減った。
その苦労話は8月17日お隣の県 井原市民会館で14時から講演するから来訪して欲しい。

捨てる紙の現状
蒸し暑い梅雨の末期、ニイニイセミが鳴く堂々川で拾う。


コンな捨て方あり


今日ゴミを拾うことを思いついたのは郵便物を出そうとした時、配達の人が近くにいたので
これを持って帰ってもらえますかとお願いしたら切手が貼ってないからそこのお店で切手を買って
貼られるといいと教えてもらった。(聞かなくても分かるあたり前のやりとり)
早速、100m程先の店に行き、封書を出し、切手をくださいとお願いした。
ぶつぶつ言いながら奥さんを呼んだ。
奥さんが出て来る前にハカリを出し、こんなの初めてだという。
少し前、本局から料金が足りないと返却されたとぶつぶつ。(初めてではないらしい)
奥さんが来るや否や、本局へ持って行ってくれと私を怒りだした。
切手を販売している店なのにおかしなことを云ってる人だと笑って聞いていた。
まともに怒られ始めた。数分・・・・・・・!

ついに「アンタなに様、私は客だ。もういい、お望み通り本局へ行くよ」
封書をとり上げて、店を後ろにした。(このお店で喧嘩も嫌がらせもしたことはない)
50年以上お付き合しているが変わった店主だとはじめてわかった。

しかし私も馬鹿よ。怒られたから堂々川でゴミを拾い始めるとは・・・

店を出て100m 草刈りしたすぐのブッシュにスナックと飲み物缶を入れてある袋を拾う。
そしてまた100m行くと点々とティッシュ又の名を紙が捨ててある。


わざわざ見えにくいところへ

左端の袋は拾った紙が入っている


これを拾いながら川を登る。
つまり拾う紙である。
また200m程行くとこれなーに


まさか神社のお守り


お正月には十万人を超える参拝者がいる神社のお守り、
馬鹿な、神を捨てる奴がいる。

捨てる紙があれば拾う神ありを地で行く出来事があった。
当事者は面白くはないが外野から見れば傑作だと思う。

そして四季の森のゴミ置き場を確認したら


誰が捨てたのか
グランドゴルフの愛好者ではないよな


まさかこの仕業は猪かもと、罠を仕掛けた所へ行くと



猪も腹が立ったのだろう桜を保護している木の支えを倒している。

こんな昼の顔を見るると結構可愛い顔をしている。


昼顔


腹の虫はおさまっていないが秋の花を見るとまだ夏に入って間がないけれど秋の花を探してみたくなった。


これって秋の花?


これは間違いく秋の7草だ。






そして秋に咲く花として1000本植えたカワラナデシコ。


あと10日もすれば一部開花しそう


捨てる紙あれば拾う神あり

我々の堂々川ホタル同好会は8年間もゴミやたばこの吸い殻を拾っている。
辛いこともあったがその間で
大臣賞3回、その他の賞は5回は超えている。また広島県景観会議最優秀賞も貰っている。
このような団体は聞いたことがないと市長も言われた。
ということは我々の後ろには間違いなく神が付いている。
切手を売っている人よ! あなたは怒る前に自分の店で売ったコーヒー缶を拾ったら
そうしたら客を怒り、お客をなくすことはないはずだ。

少なくても「あなた馬鹿よね。お馬鹿さん」よといわれないはずだ。
私も、あなたも。