自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

水質調査準備

2014-07-22 10:27:36 | Weblog
8月5日に9時過ぎから堂々川で水質調査を行う。その準備の草刈り。
暑い気温と適当な湿りで川の岸辺の草は1日5cmも伸びたアシも!(善し悪しだ)
何人の子供たちが来てくれるか、わからないが安全確保のため草刈りは欠かせない。
20日、8時前から機械はうなり、時々「チェイン」と刃物が石にあたる音が不気味。
全長500m弱の川原を10数人が刈って行く。

草を刈る前の川


1.5m~2mの高さの蔓葦
ここでホタルが大量に飛んだとは信じられない


少しづつ草刈りが進む






草刈りが進むと住みかを追われた昆虫が出てくる




想像以上に多いキリギリス


お目当ての蝶は


ヒメアカタテハ

ヒメウラナミジャノメ?


この場ではイナゴをはじめバッタ類が50匹以上逃げまどう。
気の毒なことをしている。

ここで悠長なフォト撮りをしている暇はない。
腰が痛むので作業はできないと断ってはいるが
次代を背負ってくれる子供たちが1人でも2人でも来てくれることを期待して作業をする。

こちらは3番砂留が作る川原


この場もホタルは大量に飛んだ


調査活動を最初にはじめる時の注意や説明場所の3番砂留脇。


この平地の草刈りなら我が身もOK


ということで作業は3時間弱、熱中症が危惧されるから予定の75%でやめた。


日本一の砂留の上からの成果確認


次は26日、27日頃少しづつ続ける予定。

ところで当日は大玉のスイカを準備して、スイカの種飛ばしもやってみたい。
食べた後のスイカの皮は竹にさして流されないよう固定して、カワニナの餌にする。
ちなみにホタルの餌になるカワニナはスイカ、メロンの皮が大好物、
カワニナが増えればホタルの生存率も高まる。
なにしろ源氏ボタルのメスは1匹で600~1000個の卵を産むから。

朗報 7月20日の読売新聞に
多分水質検査に来てくれるであろう中条小が
「小さな親切運動実行賞」を受賞したと掲載されていた。
新聞記事によるとこの学校は一斉下校日に子供たちが
道すがらゴミを拾いながら家に帰っていたそうだ。
ただ自分たちの町を綺麗にしたいと云う気持ちからだけで賞を貰うことなど考えていなかったと思う。