自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ふくやままちつくり大学

2014-10-05 11:06:32 | Weblog
私事ではあるが、10月4日朝の中国新聞 地方版ではない所の「キーマンがゆく」に大きく掲載されている。
その日はふくやままちづくり大学の課外活動会場の開催日で
3時間の前半の口座の講師を依頼されていた。堂々川のボランティア活動と成果がテーマらしい。
まさか福山市が新聞社に手をまわしてこの日に合わせたのかと問い合わせをしたがそれはなかった。

≪ホタルと花と砂留と≫の学習開始






数日前50人募集の所参加者は20人ほどと聞いていたので若干やらせの行動をとった。
それは必要ないほどの盛況であった。募集定員オーバー、海ではなく山だから定員は越えても問題はない。
残り少ないヒガンバナの花、活動のメインの一つだから説明をパスすることはできない。


花文字ホタルは少しだけ残っていた

花色の12色は多くが関心を持つ


今回砂留は道すがら説明をしたし、画像は沢山今までにだしているのでパス。
ホタルは季節外で今は幼虫が水の中だからこれもパス。
堂々公園で反省会と休息をとる。 
この場で戦後すぐに競馬が行われた話をすると皆さんびっくり。
これで私の受け持ちは終わり、次の講師にバトンタッチ


古墳と遺跡と山城の説明する人


ここからは山道へ入る。




下方を見ればススキが揺れて秋の日ざしとさわやかな風を感じる。



その脇では広島まったけの1部を担なっていたこの地、赤松は見るかげもない。


ああ昭和が懐かしい


御領山周辺には古墳が600基もあったと記載の本もある。
今回の案内人は数々の古墳を見つけ位置をGPSを使い地図へ点を落としていく。
地道な活動をしている。聞けば福山市や広島県が見つけていないものもあるらしい。







これだけの古墳があると云うことは下方の平野には沢山の人が住んでいた証。
国道313号線発掘調査では環濠住宅や縄文土器、戦国時代の住居跡も見つかっている。
つまり縄文後期から中世までがぎっしり詰まった九州・四国・中国最大の遺跡と思われる。
中央に緑が伸びた部分が堂々川下流で或る。


御領遺跡


私が子供時代遊び場にしていた所にも古墳はいっぱいあった。
しかもこの場所、茶臼山城祉の跡、
鎌倉時代にはこの地を目崎氏が治めていたというが当時の山城では規模が大きすぎるので
戦国時代の毛利、尼子の戦いがこの城を大きくしたと想像できる。

山中の1時間半、身体はきついが子供たちの喜びの声は延々と続き黄色い声のこだまは気持ちがよい。
無事勉強会は終わったが今日は面白いものを再発見したので報告する。

兎の巣穴、前回はまだ使った跡があったが今回は蜘蛛の巣が張り巡らされていた。


兎谷と名のついた隣の谷



昭和の時代に作られた祠に日本ミツバチの巣


多くの人は気にし、自分もあやかりたいと思っているパワーを貰える場所


八十八ヶ所精霊の碑


地元の昔を知り楽しかったとの声やまた来たいという声
この地を観光地に売り出したら山火事の対策や安全を再度考える必要があるとの声。
今すぐは地元の人に歴史を知ってもらいどうするか検討することが1番だと思った。