自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

また旅に

2006-09-03 22:07:12 | Weblog
 空の雲が東に向うものと南に行くものが見える。
上空の風が高度で違うらしい。
見えにくいが飛ぶ白鷺は西へ向けて羽ばたいている。
北の方向ではまたたびの実が収穫できるという話もちらほら聞こえる。
そんな折、北海道のブログ仲間がマタタビを送って下さった。
札幌&北の大地さんの8月29日の記事を見てください。(下線クリックで見れます)

マタタビ酒を造ったのでその過程を見ていただく。
マタタビの木はつる性で他の木に巻きついている。
下の写真でも葉の先が白くなっているのが分かるがいわゆるピンボケで乱視の人はより異常に見にくいと思われるがお許しを。





上から 正常の実、
虫が入った実(漢方では木天寥と呼ぶ)右の茶色の実は昨年漬けたもの
虫を殺す為に熱湯をくぐらせた実
日干し2日目の実









昨年のマタタビ酒と準備した材料
果実酒用焼酎35%に砂糖を入れて、マタタビを入れたもの。
砂糖の量が多いのはもったいないから、余りになる分すべて入れてしまった。




かなり長くなったがもう少しお付き合いください。
これからが面白いのです。

マタタビは「猫にマタタビ」というぐらい猫が好きな食べ物で
猫には万病に効くといわれている。
ためしに猫に1粒与えてみてください。
陶酔するはずです。陶酔しなかったらその猫はもぐりです。

ところでマタタビの薬効だが
強壮強請、冷え性、神経痛、不眠症、更年期障害、高血圧症、心臓病、疲労回復
に良いらしい。

昔、旅人が疲れ果てて旅籠に入り、明日の旅は止めようとしたが、旅籠特性のどぶろくマタタビ酒を飲んだら、翌朝は快調で旅を続けられたという語呂あわせからマタタビの名前がついたということらしい。
このらしいは私自身、昨年漬けたマタタビがこんなに良く効くとは思えないからだ。
今漬けたものが6ヶ月先には飲めるようになるのでその頃旅がしたくなるかどうか先送りにしたい。
6ヵ月後にまた旅がしたいという気持ちが出れば良く効く薬としてあらためて紹介したい。
良く効いたが忘れている事もあるのでそのときはすみません。




あうん(阿吽)の呼吸

2006-09-01 19:33:54 | Weblog
 ここ3日天気予報が当らず苦労している。
急に雨が降り出したので備後国分寺の仁王門に雨宿りをさせてもらった。
いつも見る光景だが仁王が立つて警護されている。
右と左に1基あり、あわせて二王だから仁王門だと落語で聞いたことがある。





阿形と吽形を安置している山門を仁王門と言いそのお寺を警護している。
左と右に安置する位置は決まっているそうだが調べていないのでわからない。
この仁王様は健康の象徴なのである。
つまり薬草研究会の主宰の私とはあうんの仲であるからこんな薬草が見たいと思うとすぐに発見できるのだ。
(どうも使い方が違うようだが)
そんな思いで雨宿りをしていたら萩が咲いているのを見つけた。





こちらは赤白で1対になる。
昔の人は結構ユーモアーを持っていたから
わざとこんな植え方をしたのかもしれない。

雨の粒が小さくなったから少し格好をつけて、秋が近いのに、春雨じゃの気分で歩い自宅へ帰った。
 守り神の仁王を思い出し、家の玄関口の軒先を見るとスズメバチらしき蜂が巣をしていた。
しかし、これは今年のものではなく昨年の今頃、
蜂が益虫と知りながら、もしお客様が来られて
あわてて騒ぐと刺されかねないので逃げてもらうことにした。
蚊取り線香を3日ほだ焚いたらいなくなったのだ。
これ本当なのです。



昨日から今日の雨はかなりの量である。
20mmを越えているらしい。
庭の水を待っている植物は美を取り戻しているようだ。





マメツタもイワヒバも完全に復活した。
水は大切なのだ。
この夏、水道で少々水をかけても結果はです、水道代だけが高くつくことを学んだのである。