介護政策に危機感というコラムを新聞で見た
介護保険料は払っているが入所できるあてはない
高齢者が急増するのに対して特養ホーム待機者は42万人
「保険あってサービスなし」をどう解決するか
介護の必要度の低い要支援1・2の約150万人を介護保険からはずし
市町村の事業にする動きには危機感を抱く
サービス内容は市町村任せで軽度のうちからの自立支援は後退する
被保険者の「掛け捨て感」が増大し 介護保険の存続を危うくする
訪問介護の生活援助はすでに利用時間が60分から45分に短縮され利用者は不満を
働く人には収入減とサービス残業 これで施設介護から在宅介護が促進されるのか
安倍ノミクスで景気がよくなれば 他のもっと給料の良い仕事へと
介護職の離職が増えるかもしれない 人件費は人権費だ
憲法改正の動きは看過できない自民党の改正草案24条1項
「家族は互いに助け合わなければならない」と規定する
これは家族に対する国家権力の介入であり社会保障の削減と
家族介護の強制を許すことであり容認できない
介護は終わりが見えない親が終わると夫の介護その介護の妻も高齢
娘は共働き 助け合いたくても実際に助け合うのは容易ではない
そのよなうなことが載っていた 新聞のコラムを書いたのは
ノンフェクション作家沖藤典子さん75歳 その人の講演があった
医療費の50パーセントは70歳以上の老人に支払われている
老後の大敵は退屈孤独だ 孤独はまだ良いが孤立になると要注意
その為には くよくよせずに楽天的に生きること 人生は後半が面白い
面白くなくても笑えば楽しく健康になる 笑いながらやる体操も実演された
麦撒きや百まで生きる皃(かお)ばかり 与謝蕪村の句も紹介された
質問した 景気が良くなり介護士の離職が増えることへの対策を伺った
介護保険以外の税金からも介護費にまわし 介護師の給料を上げること
介護ロボットの介入も視野に置くことなどと 私のそばまできて応えられた
私が聞いてもどうしようもない話だが 参考にはなった