ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

立て板に水のごとく

2013-09-28 12:46:47 | セミナー


行楽日和の良い天気 各地の運動会もたけなわ
そんな日 茶塾講座は「暮らしの中の川根茶」

山香荘のご主人石山喜美夫さんの話を聞いた 
場所は 店舗隣の磨けば味が出そうな古民家

茶業試験場に勤務していたご主人は博学で立て板に水ごとく喋る
あまちゃんの能年玲奈に半分わけてやりたいくらい

茶はリラックスしてその効能を煎茶は清風のごとく 抹茶は一期一会で味わう
70度で淹れるお茶が最適でも寒い時には熱いお茶にするなどのTPOが必要

よそと比べて2時間も日照時間が短い川根地域では実の付くものは育たない
が 葉物の生育には良い環境 その為に良質のお茶の葉が栽培されている

お茶を淹れるのは購入した客だ 飲むようになって完成品と言える
ということは ペットボトル以外は未完成品を販売していることになる

思えば世の中すべてが未完成だ 茶室なども細い木で今にも壊れそうに作る
他にも初の貿易商ヘリア茶商 ヤブキタの杉山彦三郎爺 

製茶機を開発した医師の高林健三氏など 休む間もなく多くの話をしてくれた
あまり多く話したので 私の小バイト脳のハードデスクには入りきれない

資料をあさり 研究した話は聞くのが苦痛 好みは体験談だと感じた9/21