ディーゼルエンジンと言っても前世代のモノと、今のクリーンディーゼルとでは随分と印象が違うのに驚いてます。
近所によく来る三菱のデリカ・クリーンディーゼルは遠くからも判る「ガラガラガラ」って音が豪快で、「結構昔に違いエンジンかも」って思ったりするのですが…。
乗った事はありませんが、日産のクリーンディーゼル(現在搭載車無し…)もやや音が大きいですね。
そんな中、マツダのSKYACTIVE-D(クリーンディーゼル)の搭載車を見学した時は驚きました!
アテンザ(だった気が)のエンジンをアイドルして頂き、車外で音を聞いたのですが「めっちゃ静か、どこがディーゼル!?」と 。
これなら冬の静かな朝にエンジン掛けるのも、ご近所気にしなくて済みそう(笑。
そしてアクセラのディーゼル(MT)試乗車に乗せて頂いたところ、更にその驚きが加速しまして。
室内でも音が静か。
回転を上げてもディーゼルっぽい「ガラガラ音」が殆どしない、結構迫力ある音が好印象。
タコメーターの針を見ると、回転の上昇イメージがガソリン並みにシャープ(実際回転の上昇早いです)。
一気にレッドゾーンに針が飛び込もうとするソレは新鮮な驚きでした。
故意にアクセル踏むと、へたなスポーツカーより凄いかもって感じで身体がシートに押し付けられたし(汗。
ターボが付いててもソコはディーゼルなのか、アクセルオフからのエンジンブレーキの利きは内圧の高いディーゼル特有のメリハリがあり、車速コントロールが楽しいと感じました。
当然、バックミラーに黒煙が映る事は皆無だし(笑)、匂いも全然判らなかった。
エンジンの質は昔のようにざらついた感じが殆ど無く、普通のガソリン並みの上品さに感じたくらい。
これならもうディーゼルのネガティブな部分を気にしながら乗らなくても済むと思いました♪
ただ、全域に渡りディーゼルターボの厚いトルクが溢れるものの、極極低回転にそれが薄い部分がありました。
恐らく、最初のターボ(2ステージ式)が働く直前辺りだと思うのですが、昔のディーゼルエンジンのつもりでクラッチを繋ぐと呆気なくストール(エンスト…)してしまった(涙。
ある意味、ガソリンに近いディーゼルエンジン?(^ ^;;
ATにすればこれは問題にならないな。
燃費が良く、燃料もガソリンに対して30円/Lほど単価が安いので財布に優しい♪
新世代を代表するSKYACTIVE-D、イマドキのディーゼルエンジンはかなり面白いエンジンに化けておりました。
ちなみに試乗させて頂いたのは2.2Lのディーゼルエンジン、かなりパワフルでした。
デミオでデビューするディーゼルエンジンは小型な1.5L、どの位の走りをするのか興味はつきません!!!