いつもの 「クルマでいこう(TVK)」 というより、特集に近い構成に。
五郎さんは、XC60 に、藤トモさんが、V40に試乗ですか。
XC60 は R-DESIGN ですから、かなりのハイパフォーマンス仕様ですね。
アイドリングでは、やはり ディーゼルっぽい ガラガラ音がそれなりにしてる。
でも走り出すと、音質が変わるというか、かなり軽やかなんだけど力強い感じになる。
走りはやはり、低速から400Nmという、強烈な大トルクでグイグイと行く。
これにはお二人共、かなりご満足な様子(笑。
発進直後から最大トルクが出るといえば、モーターで走る電気自動車が代表的ですが、ディーゼルエンジンは内燃機関の鼓動を味わいつつ結構いい勝負するかな。
勝負といえば燃費、これにはビックリ!
既存のT5エンジン(2.5Lの5気筒ガソリン)と比較すると、燃料代(軽油vsハイオク)ベースでだと、およそ半分で済む計算に(汗。
逆に言えば、同じ予算で倍の距離を走行できる!
さらに、満タン状態なら 1,000km 越えの連続走行が可能。
電気自動車はどうしても航続距離が厳しい。
エアコンを多用する季節や、ガンガン加速したり、高速で走行すればあっという間に 「電費」 が半分以下にスッポーンと落ちてしまう(涙。
ハイブリッドも、一般道では回生次第で相当燃費が伸びるけど、高速道路の連続走行だと思いのほか燃費が伸びないのを体験した人も多いですよね。
回生できないハイブリッド車は、重いモーターとバッテリーを積んだ 普通のエンジン車 になる…。
つまり、ボルボ のこのディーゼルエンジンは、常にぶ厚いトルクの恩恵を楽しみつつ、高い燃費(特に高速?)で財布に優しい。
(ボルボのカタログ値は国産車と違い、実際に出る事が多いという)
う~ん、これは一度乗ってみたいなぁ。
搭載する車は、日本で手に入る数少ない北欧、スウェーデンの高級ブランド。
スカンジナビアン・デザイン の内装デザインは、「人を中心に」 という思想で作られ、実際に車内に座るとえも言われぬ心地良さが♪
特にV40は、初期のサスペンションの硬さ感(スバルみたいな感じだった)が、今はアタリのソフトなモジュールに変わったそうで、軒並み高評価な様子。
外装も、特にキラキラと加飾が煩く無く、サッパリとまとめて来るあたりが私的にポイント高い。
でも、往年の名車、「ボルボ P1800」 の特徴がリアドアに再現されていたり、立体感あるコンビネーションランプと、そこから車体横に流れるライン等々、退屈はしないか。
何ていうのかな、機能的な「デザイン」 というより、アーティスティックな領域で表現される 「デザイン」 っていうんでしょうか。
ある面、「鼓動テーマ」 を掲げた マツダ に通じるものがあるような気もする。
番組では、安全性能評価、当たり前だけど高評価に。
「世界一安全な車」 と言われるボルボ。
2020年までに、自車による交通事故死 0 を目標に掲げ、「ビジョン2020」 を推し進めてきた。
近年、これに便乗したかは判りませんが、「○○は、交通事故 0 を目指してます」 というフレーズがあちこちで見られるものの、やはり元祖はこの ボルボ だった気がする。
余談の余談だが、世界で初めて 「3点式シートベルト」 を開発・搭載 したのも 「ボルボ アマゾン」でしたね。
安全で、走りが楽しく(実際速いみたい)、環境に優しく、財布にも易しい。
このうち、今回のクリーンディーゼルは、走りの楽しさの質を高めたように受け取れました。
現在の国内で、最高水準の先端ディーゼルエンジンの一つになり得てるみたいで、興味ありあり(笑。
面白くなる予感♪