闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

「アクセラ」 用 AutoExe スポーツダンパー 装着♪

2018-10-25 17:09:00 | 日記

​午前中、小林モータースに 「アクセラ」 を預け、15時前にダンパーが交換されて帰ってきました。

う~ん、見た目全然 差が判らない(汗。

この スポーツダンパー は ノーマルスプリングでも、ショートスプリング(車高落とし)でも対応できるようになってます。

ほとんどの方が ショートスプリングと組み合わせて取り付けるようですが(ネットをググるとそんな感じ)、私は車高は維持したいので ノーマルとセットですw

 

車高を落としたくない理由は数々あるのですが、一番の理由は 「誤動作を防ぐため」 でしょうか。

「アクセラ」 に限らず、最近の車はカメラやレーダーを駆使し、高い精度で車を制御しています。

最もお世話になる MRCC、レーダークルーズコントロールや、予防ブレーキ等は適切な車高であることを大前提にコントロールされているので、車高を落として 誤動作が発生しても文句は言えないワケです。

恐らく、それで事故になっても 保険会社やメーカーは責任取ってくれませんしね。

 

そんな背景からか、昔はペタペタに落とすのが走り屋の常套手段でしたが、最近はノーマルの車高を保ったまま、乗り心地を維持しつつ走りの質を高める より複雑なダンパーがトレンドになってきてるらしい。

今回選んだ スポーツダンパー(AutoExe)も、そんな類を狙った製品らしいです。

(サーキット走行は想定されていないようですが)

 

さてさて、代車で車を取りに行くと、全く見た目変わらない 「アクセラ」 が。

思いのほか、真っ赤なダンパーは見えないものですね。

 

キーを受け取り、走り出した瞬間、鈍感な私にも変化が判りました。

「水平に車が進む」 んです。

ノーマルだと路面のウネリ等で車がユラユラと僅かに揺すられますが、それがほとんど無くなった感じ。

起伏で確かに揺れるのですが、一瞬でスッとおさまります。

 

ステアリングフィールはかなり締まった印象になり、より俊敏に反応しますね♪

 

このダンパー、正直、つかみどころがまだ良く判らない。

 

明らかに走りの落ちつきとか、コーナーでの限界(安心して入れる速度域)が変化したのは判ります。

じゃぁ足が動かないから踏ん張れるのかといえば、どうやら動きはしっかりと仕事してるような。

 

寄り戻しがほとんどキャンセルされてるらしく、本当に走りが上のステージに上がったような印象。

でも、路面のザラザラやデコボコを全ていなすかといえば、それなりに突き上げはある。

じゃ乗り心地が悪いかといえば、ノーマルと大差無いか、やや硬くなった(締まった)感じ?

 

う~ん、良く判らないけど、走るのが劇的に楽しくなったのは十分に理解できましたw

 

最初は戸惑ったのですが、ステアリングからのインフォメーションが明確になりました。

今、前輪がどんな所を走っていて、どんな状況なのかが手のひらに刻々と伝わってくる。

もともと 「アクセラ」 はそうしたインフォメーションは普通にあったと思いますが、これはもうスポーツカー的なフィールかな。

 

劇的に接地感が増えたのはリア。

とても落ち着いてくれるので、安心できます。

反対にやや接地感が減ったように感じたのは、フロント。

元々、ややウェットでシットリと落ち着いた印象のフロントですが、これがややドライでシャープに軽くなったみたいな。

クネクネと曲がりくねった道路を走って見たけど、ごく当たり前にスムーズに駆け抜けてしまう(汗。

 

例えが的を外してるかもしれませんが、知人が 「ロードスター(NA)」 を新車で買った時、運転させてもらった時の感じを思い出してしまった。

軽くてヒラヒラ、それでいて落ち着いて走り ワクワクが止まらない、みたいなww

 

コーナーを走る時、今までよりも操舵量が減ってるのが判りました。

何で少ない回転で同じ場所が走れるのか考えてみたのですが、どうやら上屋が揺すられ、大きくロールしなくなった事で本来曲がるのに必要なダケの量で走れてるみたいです。

余計な寄り戻しがあれば、それを打ち消すのにまた増し陀が必要ですもんね。

 

まだ高速道路は走ってないので、一般道の法規速度内での走行です。

その印象から、高速道路でも良い走りを見せそうな予感はします。

でも、サーキットのようにそれ以上の速度域でも大丈夫かと考えると、たぶん満足いく結果は得られない気が。

きっとコレは スポーツ用途 であり、レース用途 は想定されていないのでしょうね。

そんな印象を受けました。

 

帰路、一般道のノロノロ渋滞に嵌った時、乗り心地をチェックしてみました。

う~ん、運転者はグっと締まった挙動とゾクゾクするフィーリングに満足しそう。

でも、同乗者にとっては ノーマルダンパーの方が 感じる乗り心地は良さそうです。

フランス車のようにスポンジーでフワフワな乗り心地がお好みなら ノーマルのままが吉。

ドイツ車のようにグっと締まったスポーティーな乗り心地がお好みなら この選択は 「アリ」、かなぁ。

 

走りがかなり良くなり、シチュによっては激変するものの、ノーマルから大きく乗り心地やストローク感を落とさない。

そんなダンパーなのかもしれません。

 

まだ装着初日、もう暫くは馴らしを兼ねて走り込まないとアタリは出ないと思います。

ちょっとゴツゴツした路面のインフォメーションも、今後収まる可能性も。

機械モノは全て 「エージング」 という考え方が重要。

オーディオでも車でも功を急いで判断すると、本来の良さが判らないものですよね。

今回のスポーツダンパーも、少し走り込んでから アライメントの再チェックに持ち込む予定。

その頃になったら、今よりも的確にその性格を纏められる、といいのだけど(笑

 

IMG_2283s.JPG 

という事で、このようにノーマルと区別つかず。

車高も全く変わらず、なのに走りはかなり変わりました。

 

IMG_2288F.JPG 

こちらフロントのアップ。

画像処理ソフトで暗部をメイッパイ引き上げてます。

それでやっと、この赤いダンパーがチラリと見える程度。

普通に見ると、全く見えませんね。

 

IMG_2284R.JPG 

こちらはリア。

やはり暗部をメイッパイ引き上げてこの程度。

同様に普通、赤い部分見えません。

 


こんな感じ 「ドアストライカーカバー」

2018-10-25 16:47:00 | 日記

​ドックから 「アクセラ」 が戻ってきた。

取り敢えず、足回りの件は別枠にして、先ずは 「ストライカーカバー」 について。

IMG_2291c.JPG 

実際に装着したのがコレ。

 

まぁこんなもんでしょうかw

左下が張り付ける前のノーマルな状態。

ドアを開ける度に見える場所なので、微妙、微妙に気になってました。

 

張り付けは、裏についてる3Mの両面テープを使ってペタっとするだけ。

本当に簡単です。

 

都合、4枚張り付けて、恐る恐る開閉して当たらない事を確認。

決して満足度の高い小物ではありませんが、まぁ暫くはニヤニヤできそうですw

 

IMG_2293w.JPG 


「ドアストライカーカバー」 到着、も…

2018-10-25 12:35:00 | 日記

​FBの方がコレを付けてたのが良く見えたので、自分もヤフオクでポチった。

IMG_2282p.JPG 

なんでも「ドアストライカーカバー」 と言うらしい。

 

ドアを開けると、ボディ側に コの字 のラッチが残ります。

そこの付け根に無造作に剥き出しになるネジとかを覆い隠すアイテムですね。

 

たぶん、日本では純正品設定は無いから、海外から個人輸入して販売してるか、〇法に作って売ってるか(汗。

他のメーカーのものも殆ど出品してたから、恐らく後者?

 

海外から純正品を個人輸入するのもバカらしく、今回はこれをポチった次第。

なのでクゥオリティとか何とかは問わないつもりだったけど、あちこちに指紋がベッタリ(涙

袋から出して既にって事は、これ製作者の汚れた手の指紋なんだろうなぁ…。

いらないんだけど、贋作者のサインなんて(爆

 

あちら都合で何週間も待った挙句、この有様。

まぁよくよく観察しなけりゃいいし、ドア閉めれば全く見えないのが救い。

これで値段高かったらショック大き過ぎです。

今回は諦められる程度でまぁ 「許してやらん事も無い」 みたいなw

 

早速、「アクセラ」 に付けてみたいのですが、今朝から スポーツダンパーに換装するためドック入り中。

今頃は足回りバラバラか、と。

 

メカニック総出で取りかかってたので、恐らく夕方には帰ってくるのではと。

そしたら付けてみますかね。

 


親父の 「威厳」 を感じた思い出 「飛行機凧」

2018-10-25 00:05:00 | 日記

​​(話、長いのでご注意を)

もう随分昔の話し。

まだ正月に凧上げが普通に行われてた時代(今は場所がほぼ無い)。

 

それまで和凧(わだこ)しかなかったところ、洋凧(ゲイラカイト)の日本上陸はちょっとした 「大事件」 でした。

和凧はある程度の風が無いと上がらないし、尻尾の調整が素人には難しい。

まぁ、それ故に自在に和凧を操れる人は、皆に尊敬の眼差しを向けられてました。

 

ところが、微風でもグングンと上昇し、ほぼ真上近くに上がる 「ゲイラカイト」 は特別な技術の無い人、それこそ誰でも簡単に上がるとあって、大ブームに。

あっという間に和凧を駆逐し、正月の広場はゲイラカイトだらけ(情緒もクソも無くなったなぁ)に(汗。

 

今的には、上級技術の必要なラジコンヘリが難儀してたところ、「ドローン」 が登場して一気にブレイクした、みたいなものでしょうか(笑

 

当然、子供だった私もねだったのですが、父に 「そんなもの欲しいのか」と止められました。

で、「文房具屋に行こう」 と連れ出されました。

…?、文房具屋に 「ゲイラカイト」 って売ってたっけ???

 

そこで父が買ったのは、和紙(習字用かな)、凧糸、ボンド(木工用)、角材(多分、7~8mmの角タイプだった気が)だけ。

当然、私も弟も 凧 でなくて不満爆発ですw

 

家に帰ると、父は広告紙の裏(当時は真っ白が多かったなぁ)に図面を書き始めました。

なんか、大きな 長方形 の枠を3組、角材で組み始めます。

それぞれに、2本ずつ角材をはめ込み、正方形が3枠 みたいな物体を作り上げました。

角を45度にナイフでスパッと切り落とし、木工用ボンドで合わせ目が判らないほど上手に組む辺り、手先の器用さを見せつけられたのを覚えています。

でも、それが何なのか判らない…。

 

正方形3面のうち、両端の2枠にボンドで和紙を貼り始めます。

霧吹き(アイロン用だった気が)で湿らせて貼るあたり、乾くとピーンと貼る「障子紙」の技術が生かされてました。

案の定、乾くと斜めに補強をいれてないのに、細い角材で組んだパーツは全然歪みも無く仕上がりました。

 

それ以外に、正方形の左右に半分程度の長方形の枠を持った物体も。

こちらも両端の長方形部に和紙を貼りました。

 

で、この和紙に水性絵具で好きな絵を書いていいというので、弟といろいろな「イタズラ書き」 を入れました。

で、できあがりといいます。

何のつもりだろうか…。

 

父の仕事はデパート員。

休みは週一、水曜日だけでした。

それも隔週で。

 

学校から帰り、少し人の少ない広場へ組み上げた意味不明な物体を持って出かけました。

正直、恥ずかしかった。

 

案の定、周りは 「ゲイラカイト」 だらけw

でも、あまりの風の無さに誰も上げられていない。

 

自分は 「どうやったって無理だし、そもそも凧持ってないから」 と帰りたいと言い出した。

父は 「まぁ見てな」 って 物体をヤグラのように器用に組み始めた。

接着剤は使わない。

凧紐で器用に結んで仕上げていく。

その様子に、ゲイラカイトが上がらず退屈してた周りの人が集まり、いつのまにかギャラリーだらけに(汗

あれはかなりハズかったっけ。

 

出来上がったのは、かなり大柄な 「飛行機凧」 というものでした!

形に組み上げてみると、意外に迫力あって、恰好イイ!

なにより、自分の落書きが空を飛ぶのではと思うとワクワクです。

でも、ほぼ無風…。

 

「どうせ一発で落下し、和紙の脆弱な部分に穴が開いて終わるのだろう」 と予想した。

恐らく、あの場にいた誰もがそう思ったのではないだろうか。

 

父は周りの 「ゲイラカイト」 が風の層に到達する前に落下するのを見て、かなり長めの糸を出して準備に。

私が頭上で構え、合図で手を放すと 物凄い勢いで凧は上空に向かって舞い上がった!

一斉にギャラリーから 「おおっーーー!!」 って声が上がったのを、今でも覚えている。

 

上がり方が独特で、和凧が斜めに上がるのに対し、飛行機凧はゲイラカイトのように、ほぼ真上に上がるんですね。

大きな和紙の翼は微風も力強く上昇を続け、市販の300m凧糸はあっという間に全部出てしまった(汗。

上に昇ると、地表とは真逆の風になってたようで、下のゲイラカイトと真逆の方向に上がっている。

 

ギャラリーから 「まだ高く上がりそうですね!?」 と声を掛けられ、次々と凧糸を持ち寄ってきたので継ぎ足し、ほぼ1000mの全長に(汗×3。

今でも覚えてます。

ほとんど 「点」 のように上空高く上がった 「飛行機凧」 に ご近所も集まってきて スーパーヒーローになってしまった瞬間をww

(現若松4丁目の皆さま、お騒がせしましたw)

 

凄い力で引っ張るので、数名の子供が集まって手袋して糸を引きました。

既に様々なモノが既製品化 されてた時代、集まった方達から質問責めにあって照れてた父。

簡単な材料と工夫だけで、父は息子2人に 「威厳」 を見せつけたのでした。

 

戦争でモノが圧倒的に不足した時代、工夫して遊んだ父の知恵が 「飛行機凧」 を会得したって事のようです。

 

それから、上空約1,000mから 相当の時間を掛けて地上に降ろしました。

上げるより全然大変(汗

幸い、繋いだ場所も無事で、凧本体が無傷で帰ってきました。

 

それからはギャラリーが大騒ぎ。

一生懸命、説明をメモするお父さんも沢山出る始末。

 

最後に、もしかしたら一番盛り上がったのが 「分解」だったかな。

要所を留めた凧紐を解いていくと、あっという間に例の正方形が3っつ並んだパーツにバラバラになる。

なので、それを重ねると、意外にコンパクトに持ち運びができるw

大柄な立体凧がパタパタと折りたたむように収納されるのは、知らない人にとって驚きだった様子。

自分もアレには驚きました。

使い捨てではなく、何度でも遊べる構造。

昔の子供は知恵を様々なところに発揮してたんですね、凄い。

 

「ゲイラカイト」 を買ってもらえず、ワケわからない工作を経て、それこそ目をキラキラさせるような体験をさせられた私。

決して裕福ではない、どころか食事も貧相だった我が家でしたが、親父の凄さは尊敬に値するものばかり。

川に行けば手づかみで魚を次々と捕まえギャラリーに囲まれ。

海釣りに行けば、同乗した釣り客が釣果上がらないのをアドバイスして釣果を上げたり。

ちょっとした野生児?

 

新潟の山奥で疎開(東京大空襲を生き延び、疎開した)してた時代に様々な知恵と技術を会得した父。

 

お金を出せば誰でもできる事に興味が無かったのか、お金が無かったから自分で考えたのか。

今では聞く術はありませんが、何も無かった時代でも、何も無かったからこそ こんな 「昭和の人」 になったのかもしれませんねw

 

今の時代は何でもモノが溢れ、父親が子に 「威厳」 を示せる機会が得辛くなってるように感じます。

昔じゃあまり見なかった、子供が親をバカにするなんて事も、最近じゃ珍しい事ではありませんし、ね。

 

あるFBに 「ゲイラカイト」 というワードがあったのを見て、こんな幼少期の親父を思い出し、覚えていることを羅列して綴ってみました。

 

本当に親にモノを買ってもらった思い出の無い私。

お爺さん、お婆さんにタンマリとお年玉もらってた友達は沢山いたけど、私は物心ついた時点でお爺さん一人。

当然、お年玉なんてほとんど貰った記憶がありません。

一般的に見て かなり貧しい家庭でしたが、こんな父 に恵まれ ナチュラルな思い出は結構あるもんですね。

 

凧一つとっても、何か凄い尊敬する父を持てた事に 「感謝」 w

長い長い、思い出話。