闇夜の烏の変な世界

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ル・マン 優勝も どこかに残るモヤモヤが…

2019-06-17 18:22:00 | 日記

​今年の ル・マン 、JSPORTS で完全放送でしたね。

たまたま、本当にたまたま土日が休みだったので、録画しつつ24時間 ぶっ通しでTV観戦し遂げました!!

そのせいか、体調を崩して本日 早退(涙

 

ル・マン は マツダ787Bが優勝した年から、ほぼ毎年夢中になってます。

日産がデルタウィングやら GTR NISMO LM だか何だか意味不明なのを何度も出す度に 「日本の恥としか言えない」 って嘆きながら。

 

トヨタ、ポルシェ、アウディの三つ巴(LMP1)の時の興奮っていったら素晴らしいものでした。

特にトヨタ推しではないけれど、日本を代表して戦ってるっていう意味で、エールを送り続けました。

が、やはりポルシェは強く、ディーゼルでも最高峰で戦える事を証明したアウディは凄かった。

 

残念ながら、これら 「ライバル」 と呼べる相手がいる内に、トヨタは勝てなかった、これは悔しい。

勝負ってのは、やはりライバルがいるからこそ戦い甲斐が生まれ、勝利に格別な意味が生じる。

 

放送中に何度も 「ライバルがいないのに何でトヨタが参戦し続けるのか、その勝ちに意味があるのか理解できない」という視聴者のツッコミに、解説者が 「己に挑戦し続ける事に意味がある」 と力説してたのが印象的でしたね。

でも…。

「一人相撲」 なトヨタであるのは、どうしても否めない。

下位カテゴリーとの性能差が少なくなり、何とか戦う価値を見い出そうとしてるのが逆に痛々しく感じるのは自分だけだろうか。

自分がモータースポーツを理解できていないのかもしれないが、これ等のトヨタが戦い続ける理由は、頂点を掴み損ねたトヨタの現実を賛美に替える 「言い訳」 にしか、どうしても聞こえないのです。

 

やはり戦う時に 「ライバル」 は必要だと思うし、ライバルがいるから頑張れるという図式は度外視できないと思うのです。

ポルシェやアウディに 「勝ち逃げ」されたトヨタに、挽回の機会は失われた事に変わりは無いワケで。

 

なので、今回優勝しても その「優勝」 の重みがイマイチ感じられず、困惑する自分がいる。

なんとも、奥歯に何か詰まったように歯がゆい 「勝ち」 。

 

今後、WEC のカテゴリーに大きな変更がなされることが発表された。

トップカテゴリーが 「LMP1」 ではなく 「ハイパーカー」 という市販を前提とした新しい規格です。

既に トヨタ は参戦を表明。

私の知る所では、英国の アストンマーティン も参加するのだとか。

 

EV化されるレースに興味が湧かない当方にとって、WECの 新しい試みに期待が高まります。

そして、新たにライバルを得られる トヨタに、重みのある 「優勝」 を目指して欲しいと高らかにエールを送りたい。

LMP1 で真の頂点を逃したトヨタ。

ハイパーカーで汚名挽回、期待してます!



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