予報通り本日、 アクセラ がマイナーチェンジしました。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2015/201508/150827c.html
内容が判らなかったが、実際にマツダの発表を見ると 最近のマツダとしては小規模な手直し的な印象が強いですね。
このところ、アテンザ や CX-5 が ビックマイナーチェンジとでも申しましょうか、かなり意欲的に仕様変更してきてたので意外です。
が、一般的に 「マイナーチェンジ」 というのは、今回のような小変更を指すのでしたね(笑。
正直、もっと大々的に手を入れて来るのではと予想してただけに、半分ガッカリ。
変更点は、安全装備(BSM、RCTA)の強化と、駆動系の手直しに要約できます。
BSMは、斜め後方から迫る車を教えてくれる機能 で、他車種で既に展開されていたもの。
これが一部グレードを除いて装備です、嬉しいですね。
RCTAは、バックで車庫から出る時など、左右から接近する相手を警告してくれるもの。
これも一部グレードを除いて装備。
鼓動デザインの採用から アクセラ も窓のデザイン上 、斜め後方(と後方)の直視識別範囲がかなり厳しくなりました。
実際、後ろを振り返って見ると、特に斜め後方は死角だらけになってる事が判ります。
真後ろも同様で、デザイン優先の窓は、意外と死角が多く、リアビューモニターの必要性を感じるもの。
なので、今回の後方系の安全性向上装備 は、理に叶った採用に見えます♪
真面目な改良?
更に、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示改善。
これは細かい説明が見当たらないのですが、表示左側の 「走行表示」 がより見やすいものに変わったようです。
気になる方は、実車で確認してみては?
この起動と同時にウィ~ン と立ち上がって来て、スピード等を表示するデバイスに最初は興味いっぱいだったのですが、思ったほど沢山の情報が出ない上に、単眼メーターが 「回転計(タコメーター)」 となるのが私的に運転し辛く感じてきて。
最近は、回転計がデジタル・バー の簡易表示になっても、単眼メーターが 「速度系(スピードメーター)」 の廉価グレードに強い魅力を感じてたりします。
なので、この表示が変わってもあまり興味が湧かなくて…、あくまでも個人的に、は(汗。
う~ん、ロードスター の複眼メーターは秀逸だったなぁ。
駆動系改善は、SKYACTIVE-G1.5 エンジンで FFモデルのAT車のようですね。
制御プログラムの改善で、燃費を伸ばして来たらしい。
セダン の1.5L(FF)で、20.5km/L (JC08) となり、エコカー減税ランクの改善となる。
AWD モデルは性能据え置きみたいですね。
そして、SKYACTIVE-G1.5 の最上位グレード(前回のマイナーチェンジで追加)、 「1.5S Touring」 に待望の AWD車が設定されました。
これまで、このグレードだけがFFのみでした。
アクセラ は AWD を選ぶと MT の設定が無い というところは依然変わらず(デミオやCX-3にもあるのに…)。
とはいえ、 2Lガソリンに AWD が未だ設定無しを考えれば、販売の半数を占める1.5Lエンジン車の充実を図るのも 理に叶ってるか。
雪深い地方が多い事を考えると、燃費や室内空間に目くじら立てまくってFFだけに整理するメーカーが多い中、しっかりと安全に走る事を考えた展開は歓迎できるもの。
AWDを 最量販グレードの SKYACTIVE-G1.5 に充実するあたり、ユーザーの声に耳を傾けてる気がして好感が持てます(笑。
とまぁ、世間が大騒ぎするほどの ビッグ・マイナーチェンジ とは程遠く、「こういうのが出るといいなぁ」 が大方外れた(笑)今回。
堅実な手直しという意味で、頑張ってますね。
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