docomoの株主総会の記事がネットに出た。
加藤現社長の説明をかいつまんで質問と回答に分けたものだ。
自分が今回、いよいよフューチャーフォンから移行する時期かと考えていたところ、ツートップと、既存長期ユーザーの特典除外という既存キャリアオーナーを馬鹿にした戦略についての回答を見て、更に落胆した。
既存長期ユーザーの特典は古くからdocomoが行っている良心的なシステムだ。
だが、それが受けられるのは旧型機、もしくは不人気機と思われる機種に限られている。
加えて、昨年度の目標売上額を達成できなかった理由に「長期ユーザー割引の出費」を堂々と掲げている!
「長く使うユーザーは邪魔なのか!?」。
一番問題視してる「ツートップ」に関しては、公平な販売がdocomoの安心・良心に繋がってると信じてた、少なくとも1ユーザーを大きく裏切った。
それについての現社長のコメントは、いかにも正しいやり方だ、絞り込んだ事で買い易くなった、もっと魅力的な端末の提供を期待。
このように、「自分は間違ってない」「ツートップにした根本的理由の説明回避」「良い端末を提供できないメーカーの責任」としか取れない発言を行い、正直怒りを通り越して落胆の域に。
当然、これからdocomoでスマホに乗り換えようかと考えてた身には全く納得は行かず、他のキャリアを真面目に考える時期が来たのかと頭を抱える事に。
今回の株主総会で集まった筆頭株主がどうこの説明を解釈、納得したのかは判らない。
ただ、こんなユーザーをふるいに掛けた上でギャンブルして業績向上を狙うやり方を拍手で迎える株主がいるとしたら、これは私からすれば「同罪」に近い。
少なくともiPhoneが将来入るとしても、布石だとしても今のやり方ではユーザーの流出は加速するとしか思えない。
現社長が就任してからアチコチで不協和音がdocomoから聞こえるのは、私の単なる気のせいだろうか。
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