草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

うちの中学校PTAを「あと一押しPTA」と分類してみる

2015年04月21日 | 足元記 - 中学校PTA

うちの中学校PTAは、いい感じで回っていると感じています。

文書は簡潔、要点を得ていて、それでいて丁寧で腰が低いの。役員優秀。
先日PTA室でお目にかかった役員たちは、素敵な方が多いです。

事情がある方へのさりげない配慮もあります。これは、今年の委員決め司会の時にも感じましたし、去年事情があったときは、はっきりと配慮していただけました。このとき、うちの中学校PTAを見直しました。PTAの本質、わかってる。

会費は、単独徴収です。
総会で予算承認後、PTAが現金で集めています。これは小学校の時と一緒。

これで、「PTAは任意加入」と明言し、入会届/退会届を整備したなら、完璧になれると思います。

「あと一押しPTA」と分類してみたい。


学級PTA司会の顛末2 ― 立候補したうえにやりたくない人に役を押し付けてしまった。こんなの変!

2015年04月17日 | 足元記 - 中学校PTA

前エントリ

に続きます。

PTA室でアンケートの内容を相方とチェックしながら、役員さんの説明を聞きました。

  • 委員会の活動内容、活動頻度。
  • 選出がおわったあと書き込んでもらう一覧表の注意

等々です。記憶、すでに飛んでます。
あ、年子のお母さまがいらして、ほかでも委員に〇をつけていたらしく、3年生の司会から「〇〇さん、もらっていい?」などと交渉される一幕がありました。

PTA室での説明が終わった後、保護者会に行きました。全体会、移動して学年会。よくある教育方針や担任紹介、給食費の説明、ほかに修学旅行積立の案内ほか。去年赴任していらした校長先生が、入学式の時よりだいぶほぐれてたのが印象に残りました。
さらに移動して学級懇談会。担任の先生のお話(トイレ行っていて聞きそびれた)、保護者同士の自己紹介。さくさくっと終了します。

そしてやってきました、委員決めの司会。相方は板書とサポート。
出席者は知っている方が多かったのである意味やりやすかったかも。

状況は

  • 出席率は、クラスの3分の1
  • 6委員で6人、4「お手伝い」で9人、合計15人決める
  • 出席者は全部で12人(司会含む)
  • アンケートは委員に〇3個(自分含む)、お手伝いは多数。
  • アンケートには、前年・前々年の経験委員を書く欄あり
  • 欠席者からは委任状ほぼあり(進行役に任せるというアレ)
  • 委員を先にすべて決定、お手伝いはその後、という方針

まずは、司会をうけた経緯を説明し、委員とお手伝いの活動内容・頻度をマニュアル見ながら説明しました。委員会は、学年ごとに活動を分担して、集まる回数を減らすところが多いです。お手伝いのマニュアル内容は、クラス全員に事前配布された資料と同一なことに途中で気づいて説明をはぶき、持ってない方に資料をお渡しして回してもらいました。

次に、小学校でやっていた方針を思い出しながら、挙手による希望者を募りました。誰もいません。
件の年子のお母さまは3年の教室と行ったり来たりで、ほぼ不在。おひとり、いたのに出たり入ったりしていた謎の方は、本部役員と途中で判明(笑)。ひとりひとりの顔をみつつ、机上用名札を見て「〇〇さん、どうですか?」と誘ったりします。すると「去年やりましたので…」「お手伝いならいいですけど…」「私はちょっと…」乳飲み子と未就園児2人連れていらっしゃる方も見えています。

場がほぐれてくるにつれ、親しいお母さまが挙手なさり「言っていい?」「もちろんどうぞ」「えーーっ!?この中だけで決めるの??」「いやそれもどうかと思うんです。でも欠席裁判はやりたくないし。くじにもなるべくやりたくないし」「だよねぇー」「どうしよう」など、司会はすでにくだけた調子に。本音出しつつかっこつけずに、相方と相談しつつ、場を進めていきます。
委員はアンケートで〇がついていた方に1人決定。
やがて、委員経験者の体験談が聞けたりします。
件の3年生のお母さまが戻ってきて状況確認なさり、「どお?」「委員に〇がついていないんですよぉ」「そりゃそうよ。みんなやりたくないもん。委員に〇はつけないよ」(うぅ。〇つけちゃったよ。私、アホ?←心の声)

どうしよう、といっていた相方が「〇〇委員やります」とついに立候補。
間をおいて、私も「学年代表やります」と立候補。〇を付けていた委員とは違うものを選びました。
やがて「〇〇ならやってもいいです」と、親しいお母さまが立候補。

残ったのは、家庭教育学級と広報です。
こっからが難問!

普段理想ばっかほざいてる私、板挟み。中間管理職ってこんな気持ちかしら。
卑怯者と笑ってください。

アンケートには、「やむを得ずくじ引きになることがありますので、ご了承ください」みたいな一文があります。これ、去年はありませんでした。

もう、本当に誰もいなくて、「PTAは義務じゃないんです」「くじはなるべくやりたくないんですよね」「どうですか」なんて、声をかけながら、手は勝手にアンケートを分類しています。

  • 委員に決まった人
  • 今年度の役員
  • 事情のある人
  • 昨年度、一昨年度の委員経験者

を除いたうえで、出席者欠席者全員分から4枚、お母さまの申し出で去年もくじびきを担当された無邪気なお子様に引いてもらいました。

相方と手分けして電話。
運よくつながって、やりたくなくて家に引っ込んでいらした方に、家庭教育学級委員を拝み倒して頼み込んでしまいました((+_+))
所要時間は20分強でしたでしょうか。

猫 「いまこういう状況で、委員のなり手が居なくて無作為抽出の結果、お電話しています」(くじと言わないあたりが最低、自分)
相手 「ええっ!?」(当然だよね)
猫 (家庭教と広報委員の活動内容説明)
相手 (わからない点を聞き返してくれる)
 - やりとりいろいろ、仕事していてできないとか、去年の広報はほとんどフルタイムの人で回っていたとか、相手の気持ちは家庭教に傾いているよう -
猫 「PTA、義務じゃないんですけども、お願いします」
相手 「いまお返事しなければいけないんですか?」
猫 「できますれば…決まらないとみんな帰れないんです。15分後に改めましょうか?」
相手 「二度手間もあれですし…」
 ― 他クラスの動向を相方が調べてくれ、情報提供 ―

…と、こんな具合で、役を引き受けていただいた決め手は、委員履歴が翌年翌々年考慮されること。「委員やったらもうやらなくていいよ」ってローカルルールでした。
その方は、アンケートのどこにも〇がついていなかったんですよね…。心苦しくて。

帰宅してから、もういちど相手にフォロー入れて、委員長決めの日に欠席なさるそうですがお手紙がとどきますからびっくりしないでね、家庭教は経験者がいるからついていけばいいですよ、みたいなことをお伝えしました。それから、家庭教担当役員に連絡一発入れて、顛末を説明して委員長・副委員長決めのときに配慮してください、ってお願いしました。その日のうちに、こころよくいいですよ、って返信がありました。もちろん相手に連絡しました。

ちなみに、くじの他の人には連絡がつかなかったそうです。広報委員は、やってくれそうな人を教えてもらって、誰かが電話して引き受けてもらったようです。快諾だったそうです。


ふうぅ。まだお手伝い決めが残っています。

こちらは4役9人。
出席者の意向を第一に、欠席者は「アンケートに〇 かつ 委任状ある人は連絡しなくて決めてヨシ」、というルールで選出があっというまに終わりました。「体育祭お手伝い」は活動が一日なせいか希望者多数なので、またお子様にくじを引いてもらって決定しました。

忘れちゃいけない、乳飲み子未就園児を連れたお母さまが、お手伝いの「パトロールならやってもいい」と申し出てくださったのです。パトロールの時間帯、夜7時台ですよ?(ちょいうろ覚えですが)いやいや、赤ちゃんいらっしゃるからやっちゃいけない、とみんなで申し上げたら、「長女に面倒みさせます」と。いやいや、他にやってくれる人いて人数足りてるから大丈夫、と説得する一幕がありました。

親しいお母さまが、帰り際に「なんかおかしいよね」と声をかけてくれました。

所要時間は、約2時間でした。

せっかく学年代表を引き受けたのですから、なにかアクションを起こせたらいいな、と妄想しています。


学級PTA司会の顛末1 ― PTA参加アンケートに思う

2015年04月12日 | 足元記 - 中学校PTA

前エントリ、

今年のPTAどうしようかな、と思っていたらPTA役決めの司会を引き受けちゃった!

の続きです。

家の用事で出かけるのが少し遅くなりました。
近所なので、一緒に司会をする相方さんと誘い合わせました。
去年は事情があり、私はほとんど中学PTAには接触していなかったので、道々、去年の「学級PTA」の様子など噂し合いながら歩きました。役割分担も相談したっけ。

一番の懸念は、学級PTAの出席者がすくないこと。
1年生でも半分程度だったのに、2、3年生はもっと少ないんだって!

こちらのPTAでは、始業式(入学式)に、PTAの委員・手伝いを決めるためのアンケートが配られます。
迷った末、私はある委員とお手伝いに一つずつ〇をつけ、提出しました。 

アンケート用紙を受け取り、説明を聞くために、PTA室へ着。
遅れて行ったので、すでに説明は始まっていたけれど、暖かく迎え入れてもらえました。説明していたのは、小学校時代役員仲間だったひと。任意加入についての考えは違うのだけれど、明るくて元気で実力あって、一目置いているひとで、中学校役員2期目です。

で、アンケートは名前順にソートしてあり、出欠状況等が表にまとめられていました。
この表、生徒名簿を利用して、学級PTA欠席に〇、委任状ありに〇、希望の役が書き込んであります。
(うちの中学校、強制加入で名簿問題未解決。ここは今はスルーしておきます。)
たぶん役員さんがまとめてくれたのだと思うのだけど、こうして一目で状況が把握できるようになっているのは、司会を頼まれた側としてはありがたい。

で、気になる出席率は、クラスの3分の1!!
委員の役が6、その下の「お手伝い」役が9、合計15人決める必要があるのに、出席者は司会の私たちを含めて12人。
委員についている〇の数は私を含めて3つ。お手伝いはそれなりに多数。
どうすりゃええねん。

***

…なぁんて、えらそうに書いていますが、去年はワタクシ、PTA参加アンケート、出しませんでした。
乳がんの闘病中で、体調も精神もどん底、アンケート書く手が物理的に止まってしまいました。
いやもう、本当に書けないの。
そういえば入学時進級時につきものの怒涛の学校書類も、夫にあらかた書いてもらった記憶が…
保護者会にも当然出席できず、どきどきして過ごしましたが、学級PTAの司会側は私の連絡先を知らないので、電話がかかってくるわけがありません。

そして、私が司会したクラスにも、アンケート未提出者が複数いらっしゃいました。当然「未提出が活動しない意思表示」と解釈、そっとしておきました。お互い無言だったけれど、司会を担当した相方さんも同様の反応でした。

なので、PTAに関わりたくない方は、『ナニコレPTA』のキヅキさんのおっしゃるとおり、PTA参加アンケートを出さないことも、ひとつの方法として有効だと、私からも申し上げます。

***

それに、アンケートの中には、欄外に介護状況を事細かに書いてくださっている方がいらっしゃいました。拝読するだけでも状況が忍ばれて気の毒に思うし、そもそもそんなセンシティブな事情を誰がみるかわからない書類に書かなければならない方の心情を思うと心が痛みます。
できればそんなもの、見たくないし、そもそも書かなくてよい状況にしたい。

***

娘の進学した中学のPTAは、強制加入でこそあるものの、運営自体は比較的良い雰囲気で回っているようです。

  • 活動内容は小学校より省力化、要領よいみたい。
  • 娘の出身小PTAの活動方針「できる人が、できる時に、できる事を」を受け継いでいるひともいます。
  • 「お互い事情はいろいろあるよね」という配慮を去年、受けました。

「またやってるの~?」「PTAエンドレスだよ~」「心の病が…とか言ってみたい(←冗談にもほどがありますが)」 という会話は聞こえても、「やらない人はずるい」という声はまだ聞いたことがありません。

ま、出てくる人は元気な人、と思って差支えないかもしれませんけどね。

続きはまたの機会に。


今年のPTAどうしようかな、と思っていたらPTA役決めの司会を引き受けちゃった!

2015年04月09日 | 足元記 - 中学校PTA

昨年度はいろいろあって、中学校PTAにはいっさいかかわりませんでした。
役員選の懇談会に出席したくらい。

今年は、卒対仲間で好感をもっているひとが中学のPTA役員を引き受けられたので、一緒にやると楽しそうだし、なにか委員を引き受けようかな、でも体調もあるし、どうしようかな…と迷っていました。

学校主体の保護者会の出欠表には、とりあえず出席に〇をつけて出し、体調次第で欠席する旨を欄外に書き添えました。

問題は、PTAの役希望アンケート。
どの委員会に〇をつけようか、サブのお手伝いにはどれに〇つけようか、委任状はどうしようか…等々と迷っていました。そもそも出席自体迷っていたわけです。

そうしたら、昨日の夜、件の卒対仲間@現役員さんから電話がかかってきました!

「猫紫紺さーん、保護者会の司会、お願いできない?」

と。
なんでも、PTA役決めの司会者を決めるのが、新年度初めの役員さんの仕事だとか。小学校の時は、司会者は前年度の学年委員(新1年生は役員)の役割と決まっていましたから、違いにちょっとびっくりしちゃいました。
思わず、

「大変だね~(しみじみ)」

と返しちゃいます。
お互い中2なわけだけど、役員は中2の保護者がすくないので、コネをフル活用して電話してお願いしているとのこと。私が学年委員をやったときの相方さんにも、電話したとか。その相方さんとは偶々子ども同士が同じクラスです。また彼女と組めるのもいいな、と思いました。
それに

「お願いします!!(助けて!のニュアンスで)」

と電話口で言われちゃ断りづらい。つくづく人が良いんだよな、私。

「そういわれると、弱いんだよね~」
「お願いします!サポートします!!」

とかなんとかいうやり取りの末

「しかたないにゃぁ。いいよ」

と引き受けたのでした。
「あのひとのためなら、ひと肌脱ごう」というエピソードでした。 

その後いくつか質問をして、あとから思いついた質問はメールしました。
そして、PTA運営だよりで委員会の前年度活動報告に目を通したりして、予習したりしました。

中学の運営だよりは、私が関わった小学校のそれよりもあっさりとしていて、要領よくまとまっていました。