前エントリ
に続きます。
PTA室でアンケートの内容を相方とチェックしながら、役員さんの説明を聞きました。
- 委員会の活動内容、活動頻度。
- 選出がおわったあと書き込んでもらう一覧表の注意
等々です。記憶、すでに飛んでます。
あ、年子のお母さまがいらして、ほかでも委員に〇をつけていたらしく、3年生の司会から「〇〇さん、もらっていい?」などと交渉される一幕がありました。
PTA室での説明が終わった後、保護者会に行きました。全体会、移動して学年会。よくある教育方針や担任紹介、給食費の説明、ほかに修学旅行積立の案内ほか。去年赴任していらした校長先生が、入学式の時よりだいぶほぐれてたのが印象に残りました。
さらに移動して学級懇談会。担任の先生のお話(トイレ行っていて聞きそびれた)、保護者同士の自己紹介。さくさくっと終了します。
そしてやってきました、委員決めの司会。相方は板書とサポート。
出席者は知っている方が多かったのである意味やりやすかったかも。
状況は
- 出席率は、クラスの3分の1
- 6委員で6人、4「お手伝い」で9人、合計15人決める
- 出席者は全部で12人(司会含む)
- アンケートは委員に〇3個(自分含む)、お手伝いは多数。
- アンケートには、前年・前々年の経験委員を書く欄あり
- 欠席者からは委任状ほぼあり(進行役に任せるというアレ)
- 委員を先にすべて決定、お手伝いはその後、という方針
まずは、司会をうけた経緯を説明し、委員とお手伝いの活動内容・頻度をマニュアル見ながら説明しました。委員会は、学年ごとに活動を分担して、集まる回数を減らすところが多いです。お手伝いのマニュアル内容は、クラス全員に事前配布された資料と同一なことに途中で気づいて説明をはぶき、持ってない方に資料をお渡しして回してもらいました。
次に、小学校でやっていた方針を思い出しながら、挙手による希望者を募りました。誰もいません。
件の年子のお母さまは3年の教室と行ったり来たりで、ほぼ不在。おひとり、いたのに出たり入ったりしていた謎の方は、本部役員と途中で判明(笑)。ひとりひとりの顔をみつつ、机上用名札を見て「〇〇さん、どうですか?」と誘ったりします。すると「去年やりましたので…」「お手伝いならいいですけど…」「私はちょっと…」乳飲み子と未就園児2人連れていらっしゃる方も見えています。
場がほぐれてくるにつれ、親しいお母さまが挙手なさり「言っていい?」「もちろんどうぞ」「えーーっ!?この中だけで決めるの??」「いやそれもどうかと思うんです。でも欠席裁判はやりたくないし。くじにもなるべくやりたくないし」「だよねぇー」「どうしよう」など、司会はすでにくだけた調子に。本音出しつつかっこつけずに、相方と相談しつつ、場を進めていきます。
委員はアンケートで〇がついていた方に1人決定。
やがて、委員経験者の体験談が聞けたりします。
件の3年生のお母さまが戻ってきて状況確認なさり、「どお?」「委員に〇がついていないんですよぉ」「そりゃそうよ。みんなやりたくないもん。委員に〇はつけないよ」(うぅ。〇つけちゃったよ。私、アホ?←心の声)
どうしよう、といっていた相方が「〇〇委員やります」とついに立候補。
間をおいて、私も「学年代表やります」と立候補。〇を付けていた委員とは違うものを選びました。
やがて「〇〇ならやってもいいです」と、親しいお母さまが立候補。
残ったのは、家庭教育学級と広報です。
こっからが難問!
普段理想ばっかほざいてる私、板挟み。中間管理職ってこんな気持ちかしら。
卑怯者と笑ってください。
アンケートには、「やむを得ずくじ引きになることがありますので、ご了承ください」みたいな一文があります。これ、去年はありませんでした。
もう、本当に誰もいなくて、「PTAは義務じゃないんです」「くじはなるべくやりたくないんですよね」「どうですか」なんて、声をかけながら、手は勝手にアンケートを分類しています。
- 委員に決まった人
- 今年度の役員
- 事情のある人
- 昨年度、一昨年度の委員経験者
を除いたうえで、出席者欠席者全員分から4枚、お母さまの申し出で去年もくじびきを担当された無邪気なお子様に引いてもらいました。
相方と手分けして電話。
運よくつながって、やりたくなくて家に引っ込んでいらした方に、家庭教育学級委員を拝み倒して頼み込んでしまいました((+_+))
所要時間は20分強でしたでしょうか。
猫 「いまこういう状況で、委員のなり手が居なくて無作為抽出の結果、お電話しています」(くじと言わないあたりが最低、自分)
相手 「ええっ!?」(当然だよね)
猫 (家庭教と広報委員の活動内容説明)
相手 (わからない点を聞き返してくれる)
- やりとりいろいろ、仕事していてできないとか、去年の広報はほとんどフルタイムの人で回っていたとか、相手の気持ちは家庭教に傾いているよう -
猫 「PTA、義務じゃないんですけども、お願いします」
相手 「いまお返事しなければいけないんですか?」
猫 「できますれば…決まらないとみんな帰れないんです。15分後に改めましょうか?」
相手 「二度手間もあれですし…」
― 他クラスの動向を相方が調べてくれ、情報提供 ―
…と、こんな具合で、役を引き受けていただいた決め手は、委員履歴が翌年翌々年考慮されること。「委員やったらもうやらなくていいよ」ってローカルルールでした。
その方は、アンケートのどこにも〇がついていなかったんですよね…。心苦しくて。
帰宅してから、もういちど相手にフォロー入れて、委員長決めの日に欠席なさるそうですがお手紙がとどきますからびっくりしないでね、家庭教は経験者がいるからついていけばいいですよ、みたいなことをお伝えしました。それから、家庭教担当役員に連絡一発入れて、顛末を説明して委員長・副委員長決めのときに配慮してください、ってお願いしました。その日のうちに、こころよくいいですよ、って返信がありました。もちろん相手に連絡しました。
ちなみに、くじの他の人には連絡がつかなかったそうです。広報委員は、やってくれそうな人を教えてもらって、誰かが電話して引き受けてもらったようです。快諾だったそうです。
ふうぅ。まだお手伝い決めが残っています。
こちらは4役9人。
出席者の意向を第一に、欠席者は「アンケートに〇 かつ 委任状ある人は連絡しなくて決めてヨシ」、というルールで選出があっというまに終わりました。「体育祭お手伝い」は活動が一日なせいか希望者多数なので、またお子様にくじを引いてもらって決定しました。
忘れちゃいけない、乳飲み子未就園児を連れたお母さまが、お手伝いの「パトロールならやってもいい」と申し出てくださったのです。パトロールの時間帯、夜7時台ですよ?(ちょいうろ覚えですが)いやいや、赤ちゃんいらっしゃるからやっちゃいけない、とみんなで申し上げたら、「長女に面倒みさせます」と。いやいや、他にやってくれる人いて人数足りてるから大丈夫、と説得する一幕がありました。
親しいお母さまが、帰り際に「なんかおかしいよね」と声をかけてくれました。
所要時間は、約2時間でした。
せっかく学年代表を引き受けたのですから、なにかアクションを起こせたらいいな、と妄想しています。