JMOOC Open Learningで、e-ラーニングをうけていたアドラー心理学の講座「幸せに生きるための心理学~アドラー心理学入門」の、反転学習に行って来ました!
場所は、早稲田大学。
講師は、早稲田大学の向後千春先生です。
会場はこんな感じ。休憩時間の様子です。スタッフの許可を得て載せています。定員100名の枠が、すべて埋まったとのことです。
向後先生のお話しは、講義あり、ワークあり、質疑応答ありと、変化に富んだものでした。
講座開始時のあいさつで、向後先生はこうおっしゃいました。「みなさんこんにちは、生(なま)向後です」。e-ラーニングではPC画面の向こう側です。動いてしゃべっているお姿は変わらないように思えるかもしれないけれど、対面では伝わるものが断然違います。
向後先生のお話し、特に質疑応答での、質問に対する反応が愉快!真面目な質問には、真面目に答えて話を発展させてくれる一方で、不真面目な質問には、ツッコミで一蹴。会場は爆笑につつまれました。
100人もいるのに、なんだか一体感を感じました。
「課題の分離」のコーナーでは、子育てにアドラー心理学の考えを適用するとどうなるか、説明がありました。
私が児童精神科医の佐々木正美先生に出会うまで愛読していた、児童精神科医の平井信義先生が提唱されていたことと、同じことを向後先生はおっしゃっていました。
受講者は全員、JMOOCのe-ラーニング講座を終了した人です。だから、アドラー心理学の中身の説明は、がんがんすっ飛ばして、今日、ここで集まったメンバーででしかできないことが集中して行われていました。
対面ならではのグループワーク、ペアワーク、シェアリング。
お友達がこの反転学習の助手を務めていらっしゃったのですが、時間管理がお見事でした!タイマーの音がとってもソフトで、何使ってるんだろう?とファシリテータをしている身として気になりました。
***
160705追記します。
向後先生が、ご自身のブログにレポートを載せていらっしゃるのでリンクします。
集合写真のどこかに、私も写っています(^^)
eラーニングを修了して、予備知識が
各自の頭の中で整理されていたこと。
色々な立場の方達が、この講義を聴く
ことを楽しみにして、全身を耳にして
集中している方々ばかりだったのでは
ありませんか?
きっと、現役の学生達よりも
熱心な聴き手であったことでしょうね。
そのパワーが、講義を進める先生にも
伝わって更に、熱意溢れる場へと
盛り上がっていったように思われます。
本来の学びの場とは、そうあるべきでしょう。お互いがお互いを触発し合うような
緊張感あるけれど、楽しい時間を過ごされたご様子に、羨ましく思いました。
うふふふ…。
勉強している方達を羨むなんてこと、
現役の学生達は、あまり無いんじゃないかしら?笑。大人になってこその感想ですね。
反転学習という形態をよく分かっていませんでした。汗。
講義ではなく、聴衆でもなく
参加者は演者みたいな存在なんですね!
こんばんは!
>色々な立場の方達が、この講義を聴く
>ことを楽しみにして、全身を耳にして
>集中している方々ばかりだったのでは
>ありませんか?
きっと、そうだったと思います。
私は講座の時は前の方に座るのが好きなので、
講義中は他の参加者の様子を伺うことが
できませんでしたけれど。
ペアワークをしている時は全体の様子が見渡せました。
すっごく、盛り上がっていました!
笑顔満載、笑い声満載。
>うふふふ…。
>勉強している方達を羨むなんてこと、
>現役の学生達は、あまり無いんじゃないかしら?笑。大人になってこその感想ですね。
そうですよね(^^)
私が現役の時は、学ぶのがあたりまえで
教わることを吸収するのに精いっぱいでした。
教わったことをどのように使っていくか、
人について学ぶことの貴重さを想像するなんて、
とてもとてもできませんでしたもの。
いつだったか、萩本欣一さんが
シニアになって大学へ入られた記事を読みました。
学ぶことの楽しさと大切さが書いてありました。
学びたい時に学びなおす(学ぶ)ことのできる
今の世の中は、幸せだと思います。
画期的な新しい形態の授業方法、学習者が主体、
宿題(予習)を先に済ませ、その成果を教室に持ち寄る、
くらいのことしか把握していず…。
「教えることを教える」プロの向後先生が
反転学習とおっしゃる。
えーい、面倒くさいことはせずに、実地体験してやれ!
とばかりに飛び込んだ次第です。
去年の反転学習は、100人の定員が、たった3日で
埋まったそうです。
後から思うに、minminさんのおっしゃる
>eラーニングを修了して、予備知識が
>各自の頭の中で整理されていたこと。
が、反転学習のポイントのようです。