あの、『PTAをけっこうラクにたのしくする本』やWEB連載でおなじみ、大塚玲子さんの、PTA新刊本です!
8/3の発売日に先駆けて、手に入りました。
『PTAがやっぱりコワい人のための本』
著:大塚玲子
太郎次郎社エディタス、2016年8月
前回の「Pラク本」が横組みなのにくらべて、今回の「Pコワ本」は縦組みです。編集方針ががらっとかわり、大塚さんの考察が主という構成になっています。インタビューもあります。
それにしても、大塚さんの文章には、毎回うならされます。
わかりやすく、具体的で、決して上から目線にならずに大胆な提案もなさいます。PTA問題という複雑なものをどうしてこんなにわかりやすく書けるのだろう、と考えると、大塚さんの分析力の鋭さを感じます。
版元の太郎次郎社エディタスのサイトや本のあとがきによると、この本は、「東洋経済オンライン」「サイボウズ式」に連載された原稿を基にしているそうです。読んでいて見覚えのある内容のもあります、だがしかし!その分量は3分の1程度だと感じました。大幅に加筆されていて、あたらしいインタビューもあって、読み応えがあります。
本の章立ては3つ。
- 嫌われスパイラルはなぜ続く?
- ヨソのPTAではどうやってるの?
- ハッピーなPTAはつくれますか?
章の中の節で、いいな、と思った部分をランダムにあげていきます。
- 「とにかくやらせる」から生じる本末転倒
- 地元に知り合い、いますか?じつはオトクなPTA
- 「ポイント制の罠」にご用心
- 「ベルマークは勘弁して!」母たちの切実な叫び
- トラブルの温床?PTA改革で省いてはいけないこと
経験者の言葉や、事例が豊富です。ご自身の経験もけっこう載っています。お仕事とはいえ、全国各地に取材に行ける、大塚さんのフットワークの軽さがうらやましいです。
PTA関係者なら買い!!おススメの一冊です。
*** 以下蛇足 ***
- パソコンできる人・できない人問題
のp.113に、私の経験談が載っています。「パソコン教えて」と仲間に頼まれ、ファミレスで4時間拘束されたエピソード。これ、言い訳すると、私がPTA1年目の春の出来事です。相手の意図が読めなかったのと、先輩でしたから失礼のないようにつきあったので、4時間も費やしてしまいました。経験値を積んだ今でしたら、もっと短時間で用事を切り上げることができると思います。
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今回はAmazonで購入しようと思い
ましたが、手元に届くまで2~3週間
かかるようです。(-ω-;)
書店を覗いてみようと思い注文はしない
ままカートに残っています。
猫紫紺さんの紹介内容を見ると
大変楽しみな内容です。
週末でないと大型書店に行けそうに
ありません。
取り寄せになった場合、早く届く方で
購入しようと思います。
こんにちは。
涼しかった夏が、ようやく暑くなりましたね!
体が慣れないです。
大塚さんの「Pコワ本」、
拙紹介エントリがお役にたって何よりです。
Amazonか、書店でも、早く手に入るといいですね!
きっとご期待を裏切らないと思います。
文章