草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

『だれか、ふつうを教えてくれ!』倉本智明:著

2009年08月17日 | おすすめ本
4月に読んで書評を書いた
みうらじゅんさんの『正しい保健体育』

同じ、理論社のシリーズの本です。

やっぱり、図書館で借りてきましたw


 『だれか、ふつうを教えてくれ!』
  著:倉本智明
  理論社、2006年
  YA新書 よりみちパン!セ <第2期>

  
「ふつうってなに?」という
難しいテーマを、とってもわかりやすい言葉で
書かれています。

著者の倉本氏は、実は、視覚障害者でいらっしゃいます。

お子さんの頃から青年期は、弱視。
青年期以降は、視力をほとんどなくされて
白杖をもって生活されています。

そして、そのご経験を前向きに捉えられ、

  「障害学

というフィールドで活躍されていらっしゃるそうです。


わたし、この本を読んで、

目から鱗がぽろぽろ落ちました。


わたしたちは、一面的なものの見方をしがちです。


そのことを、ふと気づかせてくれる本。


この本を読むと、

  ものの見方、考え方が深まる

・・・と、思います。


大人にも、思春期を迎えるお子さんにも、
まちづくりに携わる方々にも

おすすめです。

 


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