信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県治水砂防協会犀川支部 視察研修 二日目

2017年09月26日 | 私の活動報告

 26日(火)午前8時に宿泊先を出て、白山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)に向かいました。
▽ 白川郷ICを降りて「道の駅 白川郷」で休憩を取りました。この道の駅は、合掌造りの里の様々な魅力を楽しめるようになっていて、合掌ミュージアムは本物の合掌家屋を移築して、建築の過程を分かりやすく展示・解説していました。




▽ 昭和52年に開通したホワイトロードは、石川県と岐阜県にまたがる未開発資源を目的とした林道です。石川県白山市尾添から岐阜県白川村鳩ヶ谷まで総延長33.3km(所要時間約1時間)あります。景観に恵まれていることもあって観光道路としての利用が多く、大型観光バスが行き来していました。












▽ 視察の関係で早めに昼食を食べた隣の施設が「道の駅 瀬女」でしたので、少し立ち寄ってみました。中心施設の「白山観光物産センター」には、とちもち、いっぷくちゃん、堅豆腐など、ここに来ないと味わえない、貴重な郷土の味がたくさんありました。この様に郷土食などで立ち寄る価値のある道の駅にすべきと感じました。




▽ 二日目のメインの視察は、白山砂防科学館でして、2階には、国土交通省 北陸地方整備局 金沢河川国道事務所 白峰砂防出張所があり、稲垣所長さんに挨拶をして、管理・業務担当の山口さんに説明をしていただきました。




▽ 白山は富士山、立山とともに日本の三名山の一つに数えられ、年間4万人を越える登山客が訪れる観光地となっています。しかし、白山麓地域に暮らす人々にとって白山は、ただ美しいだけの山ではありませんでした。昭和9年7月には死者、行方不明者112名もの大災害が発生した過去もあります。この様な災害から流域住民を守るため、80年以上にわたり直轄砂防事業が行われており、現在も砂防施設の建設や監視カメラなどにより監視を続けているとのことでした。




▽ 現在でも昭和9年の災害の爪痕は、当科学館より上流に6km程所にある「百万貫の岩」に見ることができます。重量4,839トンもある巨石が土石流によって、上流から3kmも流されてきたと言われています。




▽ 白山砂防科学館は、美しく、時には大自然の驚異を見せつける白山の自然や過去の災害、そしてその災害から地域を守っている砂防事業などを楽しく学べる施設でした。






 金沢河川国道事務所 白山砂防科学館の白峰砂防出張所 管理・業務担当の山口さんには、丁寧に詳しくご説明をしていただき、我々の視察に対してご対応くださいまして感謝申し上げます。


▽ 朝の写真は、二日前に万平集落上空からドローンで撮影した風景です。





 その他生坂村では、保育園で遠足下見、小学校で児童会・外遊びの日、児童館でおはなしひろば、離乳食教室、農業委員会、集団検診結果返却、上生坂A班の皆さんの元気塾などが行われました。