信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

12月定例会一般質問&上生坂犀川上空からの風景

2022年12月07日 | 生坂村の会議

 7日(水)は日差しが届きましたが、雲が広がり昼間も冬の寒さになりました。

 午前10時からは、12月定例会一般質問があり、4名の議員各位から下記の内容で質され、それぞれ私、副村長、教育長、各課長が答弁をさせていただきました。

 5日(月)に答弁書をお渡しした内容で答弁をさせていただき、再質問に関しては、今回もその場での答弁と前もってお聞きした内容等の答弁なりましたが、ほぼ答弁がかみ合ったと感じました。

順番  質問議員      質問内容                        質問相手

1  吉澤弘迪  1.住民の高齢化と生活環境の維持                  村 長

                                          副村長

2  平田勝章  1.村内公施設の桜の木の現状と対策について            教育長

         2.家庭用火災報知器の管理について                総務課長

                                          村 長

                                          住民課長

3  望月一将  1.生坂村特定地域づくり事業協同組合について           副村長

4  字引文威  1.昭和電工(株)広津発電所導水路着水地から           総務課長 

           の消防用水利取水について

         2.藤澤村長5期目出馬のお考えについて              村 長

 本日最後の質問は、私の5期目出馬の考えについてでして、その答弁によって、正式に5期目の出馬表明をさせていただきました。その答弁内容を掲載させていただきます。

 字引議員から9月定例会の一般質問で質されまして、私自身で出馬に関して自問自答を重ね、家族や支援者とも相談をし、多くの村民の皆さんや私が4期16年間で知り合った皆さんからも5期目の出馬要請を多く頂戴し、一部の新聞報道でご存じかと思いますが、5期目を目指して出馬をさせていただくことにいたしました。

 私は4期16年間で、「子育て支援事業」「福祉の村づくり事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の4つの重点事業を中心に、村民の皆さん、議員各位、関係機関、職員各位など、多くの皆さんのご支援、ご理解、ご協力を賜り、各種事業を実施し、成果も上がってきた施策があると考えております。

 よって、今後も4つの重点事業を中心に取り組んでまいりたいと考えております。

 しかし、当村の様な中山間地域の大きな課題であります「人口減少・少子高齢化」の対策のために、引き続き、子育て支援、福祉の充実、移住・定住対策などを進めていかなければと考えております。

 また、今年6月16日に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」に申請をするために、現在、脱炭素ロードマップを策定しており、当村がその事業に採択されますと、ゼロカーボンに向けて積極的に取り組むことにより、生坂村の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの積極的な導入で、産業と雇用を創出し、村民の皆さんの生活の向上と地域のレジリエンスが向上することを目指したいと考えております。

 次に、行政のデジタル化、DX(デジタル・トランス・フォーメーション)に向けては、今年度からキャシュレス決済やコンビニ納付が始まり、来年2月からはコンビニ交付を開始し、国の業務システム統一・標準化では、8月から国民健康保険の業務システムを国の標準化仕様に移行し、マイナンバーカードの交付率は、11月末時点では県内9番目の59%であり、全国の交付率と比較しますと5.1%上回っており、今後もデジタル化を推進し、村民の皆さんの利便性を高めてまいります。

 昨今の気候変動により、全国各地で災害が激甚化・頻発化している現状から、引き続き、防災・減災、災害に強い村づくりを推進するために、今年度からの消防団員の処遇改善による、団員の確保と資質向上、自主防災組織との連携、防災士の養成、避難所のWi-Fi環境整備などのソフト面と犀川の堤防強化・浚渫工事、国道19号山清路防災工事、各地区の砂防堰堤工事、急傾斜地崩壊対策事業なども進めていただき、ハード・ソフト両面から取り組んでまいります。

 その他にも、簡易水道の老朽化・耐震化、有収率向上の対策、生坂村保小中一貫教育の推進、県営中山間総合整備事業の竣工、利便性を考慮した持続可能な地域公共交通の構築、やまなみ荘の改築事業などについても、議員各位との協議や運営委員会、プロジェクト会議、定例会等により、引き続き定期的に協議し検討を重ねて、課題解決や方向性を見出してまいりたいと考えております。

 今後も、村政運営の根幹であります「生坂村第6次総合計画」の将来像「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」を目指すために、毎年度、新しい施策や状況の変化などをローリングしています「いくさか村づくり計画」を実施計画として、4つの重点事業を中心に、年度ごとにも新しい施策も遂行しながら、「安全で安心してゆったり暮らせる生坂村」「みんなが元気に暮らせる山紫水明の生坂村」にするために、初心を忘れずに、生坂村のために、誠心誠意仕事に励んでまいりたいと考えております。

上生坂犀川上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手集落の犀川の堤防に行き、犀川や朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で保護者懇談会①、児童館でしょうぎ教室、新型コロナウイルスワクチン接種、文化財保護委員会などが行われました。