信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

上下水道運営委員会&脱炭素事業打合せ&日岐と小舟上空からの風景

2025年01月15日 | 生坂村の会議
 1月15日は雲が広がり風も強く、夕方からは雪が舞い真冬の厳しい寒さの一日でした。

 午前10時からの上下水道運営委員会は、最初に腰原会長から、能登半島地震が発生してから1年が過ぎ、当時珠洲市では、ほぼ全市が断水してしまい、今なお300戸ほどが断水とのことで、当村も水道管の耐震化を進めていただきたいことと、下水道に関しても、施設の維持管理を進め、普及率を向上していただき、健全な事業運営をお願いしたいなどの挨拶をいただきました。

 次に私から、今年度から公営企業会計に移行し、今年度は2ヶ月に一度開催の簡易水道有収率対策プロジェクト会議において検討協議を進めてきた結果、有収率が80%を超え高い水準で推移していて、会議での成果が十分表れていますし、安曇野市と大町市からの分水料金が下がりましたが、計画的に送水管・配水管の老朽化・耐震化対策を進めており、毎年度企業債の償還金が2,000万円ほどあり、給水単価は上がっていますが今後も計画的に布設替えを進めていきたいと考えております。

 下水道事業は、令和14年度まで企業債が5,500万円ほどあり一般会計から繰入をし、施設の維持管理のために修繕をしながら運営をしておりますが、快適な生活と環境維持には欠かせない事業ですので、健全運営に努めながら皆さんからご理解とご協力をいただき進めていきたいなどの挨拶をさせていただきました。

 事務局から令和6年度簡易水道事業の運営状況及び令和7年度簡易水道事業の運営について説明させていただきました。
今年度も上水道業務の経験職員で組織する簡易水道有収率対策プロジェクト会議において、漏水対策等の検討協議をしてきた成果が現れ、有収率が向上したことなどの説明をしました。

 委員各位からの質問、要望等に対して回答させていただきました概要は、
宇留賀・古坂ラインは200tほど増えている原因については、昨年国道工事に伴う使用があったのが要因であると回答しました。
 PFOSの検査結果については、昨年8月の水質検査では、低量下限値以下で数値なしであった。現在は水質検査の義務はないが、令和8年度から義務付けになるので、その時から示していくと回答しました。

 草尾牛沢地区で昨年1,660万円ほどが増えたことについては、昨年の資料は、草尾中村団地であり、会議で検討の結果、草尾牛沢に工事個所を変更したため、単純には比較できないと回答しました。
 来年度予算案の営業収益が増えている要因については、今年度の決算見込額が39,320千円であり、当初予算額より増えるので、来年度の予算額を増やしたと回答しました。
 水道料金で賄うのが公営企業会計であるが、営業外収益の一般会計からの繰入金については、440万円ほど戻し金があるので、一般会計3,000万円ほどの繰入を見込んでいると回答しました。                   

 続いて、令和6年度下水道事業の運営状況及び令和7年度下水道事業の運営について説明させていただきました。
 意見と質問はありませんでした。
 その他
 昨年度の事業予定個所と今年度事業個所を変更したことは、プロジェクト会議と当初予算の査定時に、減価償却が残っている個所は、一般会計からの繰入が多くなるため、個所を変更して3月議会で説明させていただいた。今後も減価償却等を考慮して、事業実施個所の選定を行っていきたい。
 農業用水と水道、下水の布設はルートを決めることについては、相対的に管理しやすいので今後連携しながら進めたいことと、昨年クロスしている所で漏水があり、今後管路の施工時に協議をしていきたいと回答しました。

 簡易水道は公営企業会計であり、維持管理をしていくのに一般会計から繰入しているのが現状で、分水料金の減額はできないかについては、安曇野市と大町市から分水していただいているが、県環境部の指導の下、第三者委託を両市と結び、分水料金は下がりましたが、今後は、送水管の布設替えなどの施設の維持管理費を分水単価に加えるなど一定の算出ルールがあるので、5年ごとの見直しの時に下がるかは分からないなどの協議をしました。

 午後1時30分からは、脱炭素事業打合せを行いました。
令和7年度 公用車EVカーシェアについては、社会福祉協議会への貸出の調整、今後の導入予定などの協議をし、令和7年度の省エネ機器・木質バイオマスストーブ補助、民間施設向けの補助等について説明を受け、更新から新設に拡大するなどの検討をしました。

 (株)いくさかてらすの事業進捗状況・確認事項として、中部電力パワーグリッドへの系統連系申請状況、社会福祉協議会の工事状況、低圧契約容量(契約アンペア)について、高圧契約容量(契約アンペア)について、高齢者生活支援センター太陽光接続工事、使用前自己確認、契約書類については、基本要綱、重要事項説明書、個別プラン定義書、申込書、運用について、高圧料金について、小売の登録申請など、大変多くの検討協議をしました。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、我が家からフライトさせ、雲に覆われた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で百人一首大会(小学校6年生来校)、児童館でしょうぎ教室、ノーマイカーデー、補正予算査定、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。