9月12日(木)は夏のような強い日差しが降り注ぎ厳しい残暑が続きました。
午前9時から総務建経常任委員会が開かれ、10日(火)の本会議で付託されました総務課と振興課関係の議案について審議をしていただきました。
議会総務建経常任委員会は最初に総務課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言をいただきました。
議会総務建経常任委員会は、総務課の令和5年度生坂村歳入歳出決算の認定等の付託議案について説明をさせていただき、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
議案第37号の説明に対して、はるかぜの利用について社協の経営状況が良くなく、要望を聞いて色々と事業を行っても良いかについては、重層的支援体制整備事業で障がい者支援事業や利用者支援事業などの補助金を拡充する位置づけで、お風呂介助は利用料が見込め、現在も色々と検討をしていること。
また、社協の人員を利用して、社協が採算を取れるように検討してきて、この検討委員会は経営的にも練ってきて、補助事業を社協の事業として行い、社協には社会福祉士3名がいてその方々を活用して、これらの取組でデイサービスにもつなげていきたいこと。
下生坂の土地を利用しているので地元の区長達に説明して欲しいこと。
入浴介助など常に行うのか、誰かが常駐するのかについては、お風呂介助は人数的に週1回で、他を組み合わせて運営を行いたいこと。
1年6ヶ月の委託料は、重層的支援体制整備事業の補助金を申請していくかについては、この期間は申請せずに、今ある事業の拡充と補助金の枠の中で行っていくこと。
重層的支援体制整備事業の補助金の国庫補助金の減額については、国・県で補助金の全体としては変わらないが、各事業の協議をし、施設の用途替えと認可取得など、1年半で体制整備していきたいこと。
はるかぜの利用と社協の収入増にするため、フリーマーケット、フリースペースなど基準をどうするかについては、社協に委託して各事業を行っていただき、補助金は健康福祉課が申請して、売上だけでなく補助金により運営していきたいことなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
議案第35号の説明に対して、生坂村の負担金と出動1件当たりの額については、令和6年度負担金と新しい算定方法の差額は、300万円一寸の減額で、1件の出動単価は平成22年頃の金額になる予定で、34~5万円で5万円程度減額になること。
総務課の令和5年度生坂村歳入歳出決算の認定について、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
脱炭素地域づくり推進費について、監査委員から調査費用は見積書、設計依頼料など膨大な資料を見て監査をして、村単の森林調査について、村内森林の自然保護や文化財保護等に留意をすることが必要として、6項目の付帯決議をいただき、ゼロカーボン推進プロジェクト会議で提示し施業者等に説明して、今後も様々な森林整備の検討をしていくこと。
当村の森林のことをよくご存じで注意して実施することや、薪とペレット用として、当村の木材は70年以上の材があるとのことで、付帯意見を留意して実施することは良いこと。
7月に決算審査をしたので、資料を早くいただけなかったかについては、事前に監査委員が決算審査をして、計画をどう執行したかを監査委員と議会がチェックしてから提出し、何時でも出せず、これで公に出されることで、順序を守るルールがあること。
3月22日まで成果報告書が提出され、まとまり次第知らせるとのことでは、監査委員と議会が認めていただいたものを出すことでルールを守っていること。
これまでも議会に事前にお知らせをしてから、マスコミ等に知らせていること。
審議をするための配慮として全協の時にでも提示できなかったかについては、決算審査は予算で認められた事業について、村が実行してお金を支払っての審議であり、今回は監査委員会から指摘を受けて資料を出してたのでご理解いただきたいことなど、多くのご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
繰越明許費については、6月定例会で説明したが、委託料のゼブ設計やペレットストーブの設置などであること。
手数料の改正については、JAが振込手数料等を徴収することになり、八十二銀行分は当初予算で対応できるので主にJAの手数料であること。
8月13日の説明で、大好き隊の給料が多いことについては、前にも説明したが、灰焼きおやき業務の手当てであること。
村営バスの老朽化については、大型だけでなく、デマンドバスの8人乗りも故障が多いことなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
議会総務建経常任委員会で、議員各位に振興課の課長・係長が説明させていただき、ご意見・ご提言をいただきました。
午前11時20分からの振興課の説明に対して、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
道の駅いくさかの郷の手数料は15%であり、村外の方は増やすことについては、決算審査時に指摘を受け、令和5年度末の組合員数は、村内134名、村外35名であり、手数料15%など生産者組合の規約を見直すことはぶどうの時期が過ぎてから検討したいこと。
年会費は今井の里は6,000円、いくさかの郷は1,000円であり、村内と村外で差を付けては如何かについては、駅長と検討したいこと。
ぶどうの販売時期はお菓子などの販売スペースが減るかについては、ぶどう部屋を作っているので他の販売スペースは減っていることなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
物価高騰対策生活応援商品券に不用額については、いくさかマル得商品券と違い、換金率は97.3%であり、無線等で周知をしているが100%は難しいこと。
当商品券は2月末までの周知について、マル得商品券の1月までと期間が違う点をもっと啓発することについては、検討すること。
道の駅のトイレ電気料は足りない時と残ってしまう時があることについては、決算審査の時にも説明しましたが、あまり温度を下げると凍結するので、10度くらいで設定しているが、30度に変えるイタズラをされて、2月に足りなくなり、3月は暖かくて不用額が出たこととサーモなどでどうにかならないかについては、ネジを変えて開かないようにしてあること。
触らないことなど張り紙をすること、器具を壊されることは今のところないこと。
村営住宅の売電料については、石原団地の7号棟の1月からと、8号棟の2月からの余剰分の売電で8,816円であり、家賃は3,000円高いことなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
生坂村簡易水道特別会計の実質収支が令和4年度と令和5年度の差額については、令和4年度には配水池築造工事の大規模工事があり、令和5年度は布設替え工事などで差額があること。
今年度の有収率については、7月末時点で83.97%であり、担当者が努力により対応が早く良い状況であること。
公営企業会計は使用料と維持管理費等がイコールにするために、受水料や人件費の部分などを減少させる工夫をして、一般会計から繰り入れることは経営上芳しくないことについては、生坂村の諸条件で、諸事情でイコールにすることは難しく、議会の皆さんと国交省松原上下水道審議官に高料金対応などを要望したこと。
行政から水道料金が高いことを、住民に理解していただき経営していくことについては、給水原価と供給単価がイコールになるように鋭意努力をしていくことなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
滞納分の不納欠損は企業会計では条例改正が必要ではについては、下水道は条例化しているかしていない自治体があり、下水道は税条例に合わせて不納欠損できることと、水道の不納欠損は民法が関係してして条例制定が必要であること。
橋梁工事について国の内示額が減額された国の判断については、市町村は来年度の工事を要求しているが、今年度は5年に一度の橋梁評価の最終年度になり、要求が集中して配分が少なくなり、優先支援の新技術では高額になるが、新技術の材料を使い、優先支援を受けられる様に変更したことなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
農産物加工施設の冷凍ユニットはコンテナに冷凍機を付けてよく20年使ったことについては、室外機を変えるが能力は同等で3社に見積もってもらったこと。
高鼻地区の犀川護岸の工事は犀川の浸食で護岸対応については、河川の災害復旧として河川区域内を実施いただき、下流箇所も要望していること。
20年前の室外機との電気代については、具体的には分からないが、エコブイとのことで安くなることが想定されること。
昭津から大日向の村道1級1号線の堆積土については、現場を確認して対応することなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
備品の保育園関係機器類などは台帳上の引継ぎで元台帳の書類上の棚卸しで所有物を確認しているかについては、昨年度現地調査を実施してこと。
排水ポンプについては、小立野の内水排水用のポンプで、1個50万円以上のものであること。
自動車等の型番については、機器類について各課で把握できていることなど、ご質問とご提言を頂戴し回答を申し上げました。
議会総務建経常任委員会では、付託された令和5年度生坂村歳入歳出決算の認定【関係部分】、一般会計補正予算【第3号】【関係部分】、村営バス特別会計補正予算【第1号】、事件案2件につきまして、慎重にご審議いただき提出した議案通りに承認していただきました。
日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた生坂ダム湖と日岐上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校で児童会・イクサカラットリンタイム、総務課・教育委員会関係開札、健康応援隊in古坂などが行われました。