信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会第40回定期総会&道の駅いくさかの郷定例会&大日向の風景

2025年02月14日 | 生坂村の会議
 2月13日(木)は午前に雪や雨が降りましたが、次第に回復し、気温は右肩下がりで寒い陽気でした。

 午前10時30分から、長野県自治会館で長野県町村会第40回定期総会が開催されました。
 長野県町村会長の羽田長和町長が石破首相は、先月24日に召集された第217回通常国会における施政方針演説の中で、「令和の日本列島改造」と称し、地方創生を最重要施策として、政府一丸となって 推し進める考えを示されました。
 具体策として5本の柱が示されましたが、この中で、若者や女性にも選ばれる地方づくりとして、関係人口に着目した2拠点活動の支援や、国の職員が課題を抱える市町村に寄り添って、顔が見え、熱が伝わる伴奏支援の枠組みを新たに 作ることなどが盛り込まれております。

 我々町村長は、日々、持続可能な社会の実現、住民の 暮らしの向上を目指し、子ども・子育て支援の強化や、 福祉・医療サービスの充実、頻発・激甚化する自然災害対策など、地域の実情に応じて積極的かつ継続的に施策を講じてまいりました。
 しかしながら、県内のほとんどの町村においては、急速に人口が減少しており、農林業をはじめとする地域産業の 担い手の高齢化や後継者不足がますます深刻化しております。とりわけ、中山間地域においては、我が国における食料の安定供給や国土の保全といった、人々の生活や生命に直結する大変重要な役割を果たしており、これら地域の維持・ 存続、活性化が、人口減少に対応した地方創生を進める基盤となるものと存じます。
 石破内閣においては関連施策を力強く推し進め、地方行政への実効性のある支援制度等、適切な措置を講じていただくよう、地方から声を発信してまいる所存であります。

 さらに、昨年の長野県内の人口減少幅が過去最大であったことが、先月、発表されました。県が、今月5日に決定した令和7年度当初予算案では、 町村会でも昨年末に参画した、人口減少に対する「信州未来共創戦略」の具体化に取り組むとされています。
 人口流出に歯止めをかけ、特に若者や女性から選ばれ 「社会増」に繋がるよう、県とともに、我々町村も一体となって取り組んでまいりたいと存じますので、町村長の皆様には引き続きご尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 来年度の県予算に関しては、このほか、生活に直結する 地域公共交通ネットワークの構築や、「地震災害死ゼロの 実現」に向けた地震防災対策強化など、町村が直面する重要課題に対処するものとなっております。
 町村会といたしましても、引き続き県や関係機関との連携強化を図りながら、各町村が抱える諸課題の解決に向け、 一層取り組んでまいる所存でありますなどと挨拶をされました。

 全国町村会自治功労者表彰伝達では、下條村長 金田憲治様、天龍村長 永嶺誠一様、南木曽町長 向井裕明様が表彰されました。


 受章された3人を代表して、町村長歴が一番長い向井町長が、思い起こしますと今から10年ほど前に、この自治会館に町長となって初めて来て、そして皆さん方に紹介をされ、挨拶をさせていただいたのが昨日のことのように思い出されてきます。あれから10年近くの時間が経った訳ではございますが、その間にはどの町、どの村もそうであるように、人口減少問題に対応するための様々な課題への対応、そしてコロナ禍という未曾有の出来事がありました。そういう中でも何とかここまで来られたのも、地域の住民の皆様方のご理解、そしてここにいらっしゃる同僚の皆様方のご指導の賜だと思っております。今後とも誠心誠意、地方自治の振興のために、町村の発展のために努力をしていく所存でございますので、変わらぬご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げますなどの謝辞を述べられました。

 次に議事は、令和7年度長野県町村会事業計画(案)、一般会計歳入歳出予算(案)、特別会計最終歳出予算(案)、全国町村職員生活協同組合長野県支部最終歳出予算(案)を提出し、各議案が原案の通り承認され、令和6年度国・県に対する提案・要望結果を報告していただきました。


 定期総会後の長野県の施策説明は、企画振興部 総合政策課から、私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議」への参加のお願いについて、県民文化部 こども・家庭課から、保育士確保対策の推進について、子ども・子育て応援市町村交付金の積極的な活用について、観光スポーツ部 山岳高原観光課から、長野県宿泊税(仮称)の検討状況について説明を受けました。

 続いて、産業労働部 営業局から、銀座NAGANOの活用について、危機管理部 消防課から、市町村新型インフルエンザ等対策行動計画の改定について、危機管理部 危機管理防災課から、地震防災対策の推進について、健康福祉部 障がい者支援課から、障がい者アート作品レンタル事業について、障がい者就労施設等からの優先調達の推進について説明を受けました。

 昼食後同自治会館で、中信地域町村交通災害共済事務組合議会定例会が開催され、提出した令和6年度中信地域町村交通災害共済事務組合事業会計補正予算(第1号)、令和7年度中信地域町村交通災害共済事務組合事業会計予算、監査委員の選任を協議し、原案通り承認し、議長と副議長の選挙は議長の指名推薦で議決され、令和7年度の新体制が決まりました。

 
 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、忙しい中会議のご出席ありがとうございます。資料にある通り、今年に入ってから道の駅いくさかの郷直売所の売り上げが若干落ちておりますが、ここから巻き返しをしていかなければいけないと思っているところです。かあさん家は、1月の休みが1日多かったのですが、食堂と灰焼きおやきの売上が良く昨年よりも伸びていて良い傾向だと感じております。

 今月の終わりには生坂村物価高騰対策生活応援商品券を全村民に1万円分お配りする事になっていますので、その効果も出て、売り上げが伸びてくれる事を願うところです。また、皆さんから色々とお知恵を貸して頂きながら、いくさかの郷が順調に運営できればと思いますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
  • かあさん家実績について
 1月の売上額と来客者数は、食堂が1,040,193円で来店者数が1137人、おやき販売が1,343,310円で来店者数1151人、直売所の売り上げが1,519,080円で合計が3,902,583円となり、昨年度に比較して82,594円の増となった。1月と2月は閑散期であるが、食堂は売上及び来客者が増えている。おやきも売上及び来客者も伸びている。また、冷凍にしたお焼きも売れている。どうしても、雪が降るとお客様は少ないが、天気が良いとお客様が増えている状況と説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・材料の価格が高騰しているが、かあさん家の値上げはどうするか質問があり、今年度当初に値上げしているため、来年度は値上げせず行っていきたいと説明がありました。
・切り干し大根のおやきを考えればどうか意見があり、ネギやその他の野菜の具について検討していきたいと説明がありました。

  • 農林水産物直売所収支について
 12月の月別収支は、歳入が4,392,334円で歳出が4,335,435円で56,899円のプラスになった。12月も天候の影響で売り上げは伸びなかった。
 1月の売り上げは、4,141,386円で昨年度対比88.3%であった。集客数は4049人で前年度対比99.3%となった。雪の影響で売り上げは減っているが、道の駅の認知度は増しているように感じている。生産者組合の出荷は去年度同じで、仕入れ品、委託販売の売り上げが減っている。
 2月についても雪が降った日が6日あり、先週の土日も天候が悪く、県外者のお客様が減っている。国道19号で生坂村に来て頂けるような取り組みを考えて行きたい。また、昨年に比較して生活応援商品券の発行が影響し、売り上げが減っている。閑散期対策として品揃えを検討していきたいと説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・キャベツの売り上げが伸びているので、栽培数を増やして行けないか質問があり、生産者にお願いしてキャベツの栽培を増やすように対応していきたいと説明がありました。

その他
 3月の営業カレンダー、2025年4月以降の店舗企画、4月からの送迎の検討、年間営業日程について説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・かあさん家のお彼岸セールを3月22日(土)に計画していると説明がありました。
・村内利用者の送迎について検討の結果、4月から火曜日と木曜日の送迎を止めて、水曜日に村内全区を対象に行う。また、新たに村内全区を対象に第3土曜日の特産市に送迎を行う様にもなりました。


大日向の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、急に霰が降り出した中、犀川対岸から大日向の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で金管練習・イクサカラットリンタイム、中学校で1,2年合同体育スライド、児童館で子ども工房、子育て支援センターで1~3月生まれ誕生会、小川村議会視察、食改ダンス講座・三役会などが行われました。




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