20日(月)も穏やかに晴れ、朝は冷えたものの、昼間は再び春本番の暖かさでした。
午前10時からは、3月定例会が再開され、最終日の委員長報告、採決、追加議案、採決などが行われ、提出しました全議案を全員賛成でお認めいただき私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。
▽ 総務建経常任委員会 字引文威副委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 藤澤委員長の委員会報告の模様です。
▽ 議員各位が議案に対して、挙手または起立で採決されているところです。
▽ その後、副村長の選任についての追加議案をお願いしました。
令和5年第1回生坂村議会3月定例会追加議案の説明
委員長報告、採決等でお疲れのところ、申し訳ございませんが、追加議案のご審議をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
議案の説明に付きましては、
議案第42号 副村長の選任について
この議案は、牛越副村長の任期が今月31日までとなっておりますので、引き続き牛越副村長をお願いしたいため、牛越副村長の選任の同意を求めるものでありまして、任期は、2023年4月1日~2027年3月31日迄であります。
以上の議案でございます。よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、議案の説明とさせていただきます。
▽ 3月定例会の私の閉会の挨拶の模様です。
令和5年第1回生坂村議会3月定例会の閉会の挨拶
それでは、令和5年第1回生坂村議会3月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
7日から始まりました3月定例会でしたが、提出しました議案を慎重にご審議をいただきまして、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
さて、今定例会でお認めをいただきました来年度の予算と、ローリングしました「いくさか村づくり計画」に沿いまして、生坂創生に向けて新しい事業を含む4つの重点事業をしっかり遂行してまいりたいと考えております。
また、議員各位から一般質問や常任委員会で質され、ご回答させていただいた内容に沿いましても、しっかりと対応してまいりたいと考えている次第でございます。
今週22日、3月分の特別交付税の決定通知があるとのことですが、今定例会の補正予算をお認めいただきましたので、臨時財政対策債でお借りした起債を繰上償還しまして、年度当初の基金の見込額は、全額取り崩さずに済みそうでございます。
さらに3月の特別交付税は、今後専決処分をお願いし、今定例会でお認めいただいたように、臨時財政対策債でお借りした起債を繰上償還するための減債基金と、今後の重点事業のために財政調整基金などに積み立てたいと考えているところでございます。
そして、当村で実施しています国関係の主な事業につきましては、下生野地区の築堤事業は、現在用地買収を行っており、来年度工事に着手する予定であり、国道19号山清路防災トンネル事業は、防災1号トンネルが貫通して、舗装工事を行っており、2号トンネル工事は来年度に掘削を始めるために、県道55号線との交差箇所の工事を行っており、竹の本法面対策工事は用地調査を行いまして来年度工事に着手する予定でございます。
次に県関係の主な事業につきましては、中村団地の急傾斜地崩壊対策事業は、本体工事の施工中で、来年度竣工予定であり、「道の駅 いくさかの郷」上部の桧沢砂防堰堤工事は、本体の工事中であり、草尾地区の犀川の堆積土除去、堤防の施設機能向上事業及び犀川の支障木の伐採工は、来年度も引き続き実施予定であり、金熊川の宇留賀橋下の根継ぎ工事も実施中でございます。
その他にも、大町麻績インター千曲線の重地区の道路築造工と差切2号トンネルの斜面対策工が竣工し、大倉、袖山、菖蒲、古坂で地すべり対策事業が実施中であり、林務関係の万平治山工事が竣工し、県営中山間総合整備事業も引き続き各地区で実施中であり、今後来年度に行う予定の事業も幾つかございますが、国・県では、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に取り組んでいますので、今後も、当村の安全・安心な生活を守るために、ハード面の事業は国・県の関係機関に要望してまいりたいと考えております。
本日この後、環境省「脱炭素先行地域づくり事業」の評価委員会のヒアリングを私と村づくり推進室で対応させていただきます。
村の地理的条件、村の地域課題、取組の全体像、ぶどう畑におけるソーラーシェアリング、デマンドレスポンスとダイナミックプライシング、古民家脱炭素リノベーションなどについて訴えさせていただきました。
4月の下旬迄には、採択の可否が判明しますが、是非採択されまして、様々な課題を解決するためのレジリエンス強化を行うとともに、様々な「リノベーション」を巻き起こし、恵まれた自然環境を次世代につなぎ、災害から村民を守り、若者の定住を促進して、再生可能エネルギーや経済が地域を巡る「豊かな生坂村」を目指したいと考えております。
それでは、今年度をもって退職される山本教育次長におかれましては、私が村長になってからは、それぞれの課長をお勤めいただいた後、最後は教育次長として、GIGAスクール構想によるICT教育の推進、B&G海洋センターの改修工事、北海道標津町との交流学習、生坂村教育大綱等により、総合教育会議などの協議を通して、子育て支援、生坂教育の充実強化にご尽力いただくなど、大変多くのご貢献に対しまして心より感謝を申し上げます。
来年度は役場の仕事もお手伝いいただきながら、自営の仕事も多くしていく予定と聞いておりますので、引き続き健康にご留意され、頑張っていただけるものと思っております。
地方自治体では、首長と議会議員をともに住民が直接選挙で選ぶ、という制度をとっていまして、これを二元代表制と言います。
この二元代表制において、ともに村民の皆さんの代表である村議会議員と村長が、お互いに対等の立場に立ち、議論を重ねながら、村の発展のために取り組んでいるところでございます。
それでは今後も、議員各位に於かれましても、健康にご留意され、引き続き各課題に対して検討協議をお願いしますとともに、来年度も第6次総合計画の目標に向け、村民の皆さんとの協働による村づくりを継続していくために、ご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。
本会議終了後の午後1時からは、議会全員協議会が開催され、行政からは、人権擁護委員の候補者の推薦について、いくさか「村づくり」計画について、生坂村一貫教育基本方針について説明させていただきました。
議員各位には、いくさか「村づくり」計画の今年度ローリングしました内容について、来週火曜日までに意見等をお願いしました。
今後は例年度通り、それらに対応しまして、令和5年度いくさか「村づくり」計画を策定し、概要版を全戸配布して、村政懇談会等で説明させていただき、村民の皆さんのご理解とご協力の基、協働による村づくりを進めてまいります。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、気持ち良く晴れ渡った生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。
生坂ダム湖上空からの風景
その他生坂村では、脱炭素先行地域評価委員会ヒアリングなどが行われました。