信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

古坂区農業懇談会&振興計画審議会

2019年01月09日 | 生坂村の懇談会
 9日(水)は、午前中は雪が降り、朝より積雪が増しましたが、お昼前には日が差してきて、ほとんど融けて良かったです。
 午前10時から、今年度初めての農業懇談会は古坂区公民館で開催させていただきました。
最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業委員会長、地元担当の農業委員、JA松本ハイランドの生坂担当理事・課長、農業公社理事長・事務局、振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 藤澤産業係長から、人・農地プラン、今後の地域農業のあり方等の説明をし、小原課長から、夢づくりサポートについて、松澤施設長から、いくさかの郷への山菜等の出荷物のお願いなどのお話をさせていただきました。
 古坂区の今後の地域農業のあり方は「当区は、村の中でも特に高齢化と過疎化が進んでいる集落で、農地も少なくそのほとんどが傾斜地となっている。農地面積も小さく作業の機械化も難しいため、個人ごと現状を維持しながら農地保全を図るとともに、遊休農地抑制のため住民共同による山菜栽培など、楽しみながら生きがいづくりとなる農業を進める。」となっております。


 主なご意見・ご要望に対しては、「ラッキョウの栽培は粘土土でも大丈夫か」は、粘土土や痩せた土でも大丈夫である、「山菜の出荷をしたいが会費まで払っては躊躇する」は、古坂区で農家組合を組織していただき庭先集荷も対応したい、「玉ねぎがネギ坊主になり、肥料の時期はいつが良いか」は、農協に専門家がいるので問い合わせていただきたい、「防除暦等の管理日誌は面倒であること」は、記載は必要であり、管理日誌は日付を入れるだけで簡単になってきたことなど、ご意見等に対してお答えさせていただきました。


 また、地元産の野菜を多く出荷していただくために、ハウス用のビニールの補助については、来年度「地域発 元気づくり支援金」で検討すること、「ハウスでキノコなどを農家組合で生産すること」は、農協の農家組合組織でも良く、規約のたたき台をお示しすること、年会費の2,000円を見直して、小ロットでも出荷しやすい様に検討していくこと、無料送迎の場所については、毎週利用していただくように改善していくこと、「灰焼きおやきの品切れが多かったこと」については、今は作り手も3人増えて、土日も予約を受けているから、予約をしてから来ていただきたいとのこと、沢わさび、フキノトウ、タラの芽、こごみ、ワラビ、野ゼリ、ミョウガなどを出荷していただくことなどもお願い、様々な意見等に対してお答えさせていただきました。 
 古坂区は当村でも農業の条件が不利地域ですので、農地保全や活性化施設へ野菜や山菜などを出荷していただくために、区民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。出席された皆さん、何かとお忙しいところ、色々なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。

 午後5時30分からは、第3回生坂村振興計画審議会を開催しました。協議事項として、村民アンケートの内容について協議をしました。
 前回の会議の意見を反映させて、小学生4年生から中学生3年生までと、その年齢以上の村民の皆さん全員にお願いするアンケートの修正案をお示ししてご意見を伺いました。


 住む方に対して追加した設問で、「仕事の都合」を外し、住むためには、文言で「感じている」ではなく「不満がある」に変えた方が良いこと、活性化施設「いくさかの郷」に関して、活性化の拠点と位置付けを村民に示して設問を設けること、今後の運営方法、今後10年間の村の活性化が左右されることでもあること、村民の皆さんと協働で運営するために、 現状を伝えるべきであること、生坂村で自慢できるものやこだわりなどにも関係してくること、総合計画のアンケートであり、1施設について設問を設けるのでなく、産業振興等として自由意見をお願いすることなどが協議され、産業振興に関して「いくさかの郷」を含めた中で自由に記入していただくことになりました。


 合併アンケートについては、合併を希望する場合、相手先の具体的な市町村名の設問はいらないこと、住民サイドで希望しても、行政サイドでは簡単に協議が進まないこと、目的を掘り下げて設問しても、居住地区によって変わってしまうこと、合併の問題は相手を何処にするかも重要であること、「分からない」という選択肢を入れることなどが協議され、合併に関しての意見の中で、相手先は自由記入にすることになりました。
 配布・回収方法は、小学生4年生から中学生3年生までは、小・中学校にお願いし、その年齢以上は、各常会長へお願いし、2月の中旬頃に回収していただくことにさせていただき、 次回の会議は、アンケートをまとめて、3月下旬に開催する予定になりました。


 委員の皆さんには、審議会で真剣にご協議いただき感謝する次第です。生坂村の村政運営の根幹となります「生坂村第6次総合計画」の策定ですので、引き続きのご指導、ご支援をお願いいたします。

▽ 朝の写真は雪降りの生坂ダム湖の風景です。





 その他生坂村では、中学校3年生が総合テスト⑤・CRTテスト、児童館でえいごであそぼう、いくさか歩こう部、地区担当職員会議などが行われました。

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