12月25日(水)は晴れて日差しが届き、昼間はこの時期らしい体感でも、朝晩は冷え込みました。
午前10時からの第4回村づくり研究会兼第9回知恵の輪委員会は、私から、各部署で第3期創生総合戦略の事業内容や第2期KPIの達成度などを記載していただき、アンケートの集計もそろそろだと思いますから、本日はその素案を協議して、ほぼ完成させて、1月に最初の検討会議を開き、第2期戦略の評価と検証、第3期戦略の素案を説明し、2月には第2回検討会議をお願いし、第3期戦略の最終協議をし決定して、パブリックコメントをした後に、3月には第3期戦略の策定を完了する予定ですので、今日は忌憚のない意見等をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。
協議内容は、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略の内容確認について
生坂村創生総合戦略(素案)
第1章 戦略の背景と目的として、1.戦略策定の概要については、(1)策定の趣旨、(2)戦略の位置づけ、(3)実施期間
2.戦略の基本的な考え方については、(1)国の総合戦略の動向、(2)村の戦略の方針
第2章 戦略の目標とマネジメントとして、1.目標人口と将来人口推計、2.総合戦略のマネジメントについては、(1)総合戦略の推進主体、(2)総合戦略の評価・検証・フォローアップ、(3)総合戦略の改訂
第3章 施策の展開として、1.地域の特性に応じた、雇用・就業の創出については、(1)基本目標、(2)施策の基本方向、(3)具体的な施策・施策ごとの重要業績評価指標、
施策① 農林業の発展、施策② 商工業等の支援と就労の場の創出、
2.村からの人口流出を抑制し、移住・定着を図るについては、(1)基本目標、(2)施策の基本方向、(3)具体的な施策・施策ごとの重要業績評価指標
施策① 地域資源を活かした交流と集客の促進、 施策② 移住の促進、施策③ 安心して暮らせる生活基盤整備の推進
3.結婚・出産・子育ての環境を整えるについては、(1)基本目標、(2)施策の基本方向、(3)具体的な施策・施策ごとの重要業績評価指標
施策① 子どもの健やかな成長と子育てを応援します、 施策② 子どもの心と生きる力を育みます、施策③ 婚活支援、
4.安心でやさしい暮らしをつくり、守りますについては、(1)基本目標、(2)施策の基本方向、(3)具体的な施策・施策ごとの重要業績評価指標
施策① 環境と共生した暮らしの実現・ゼロカーボン施策脱炭素事業の推進、施策② 元気な暮らしを守ります、施策③ 全ての人にやさしい村づくり 、施策④ あらゆる危害から村民を守ります、施策⑤ 行財政運営の効率化の推進、資料編、第2期戦略の評価・検証などについて、字句の追加や修正などを協議し、1月上旬に素案を完成する予定としました。
午後1時30分からはゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、最初に私から、年末の大変お忙しい中、会議のご出席ありがとうございます。先週、役場屋上の太陽光パネルで発電した電気を役場で使用し始めました。いつもパワコンの前を通りますと、どの位発電しているかなと見ていましたが、今日は3.4kWでそれが4つありますのでその4倍というと13.6kW程だと思います。今までに620kW程の電気を使っていまして、それかける20数円という事になれば、1万2千円位になったかなと計算をしてまいりました。これが順調にいって、4月から役場の方も月に20万~30万円位の電気料が(株)いくさかてらすに入れば順調に経営が進んでいくのではないかと考えているところでございます。
また、昨日は今年度第2回の外部評価委員会を行って頂きまして、副村長と事務局で対応をして頂きました。今日事務方からその報告がありますが、概ね良好との意見も頂きながら、ご指摘も頂いたところでございます。また、先月11月24日にはPPAについて、E KONZALの渡邊さんから講演をして頂いて、太陽光発電について詳しく説明して頂きましたので、村民の皆さんにお知らせをするように進めているところでございます。
特に令和6年度に大きな事業をいくつも行ってまいりまして、ここにいる皆さんをはじめそれぞれの皆さんが、一生懸命取り組んで頂いたお陰で、順調にまた着実に進んでいると思っています。
新しい事業ですので、環境省との調整が必要でして、順調にいく時もあれば、いかない時もあったという感じで、今年4月からの数カ月を振り返るとそんなところでございますが、まだ、始まったばかりですから、来年もしっかり取り組んでいきたいと思いますので、皆様方のご理解とご協力をお願いしますなどの挨拶をさせて頂きました。
協議事項第2回外部評価委員会の開催報告及び令和6年度 脱炭素事業の進捗状況
令和6年12月24日(火)に行った第2回外部評価委員会の開催状況及び令和6年度脱炭素事業の進捗状況で
- PPA方式による民家、民間施設、公共施設、遊休地等へのPV(太陽光パネル)、蓄電池の設置
- 民家への調光型LED、高効率給湯器、高効率空調機等の導入補助
- 民家へのペレットストーブ、薪ストーブ導入補助
- 公共施設へのLED、省エネエアコン設置に伴う調査設計
- デマンドレスポンス需要管理システム
- 公共施設へペレットストーブ導入
- 古民家リノベーション
- 公共施設等へEV充電器導入
- 公用車を順次EV車両への転換及び土日祝日にカーシェアリング
- 村営バスを順次EV車両への転換
- やまなみ荘のボイラーを木質バイオマスボイラーへ転換
- 村営集合住宅(ZEH化)
- 執行事務費
- デマンドレスポンス需要管理システム
- 生坂ダム小水力発電施設設計
- 自営線マイクログリッド(需要調整用)設計
上記の進捗状況の説明及び第2回外部評価委員会の内容について説明がありました。
意見・質問とその回答の概要は、
・省エネ家電補助等についてCO2の削減の環境省への報告について質問があり、年度末の審査会で報告していくと説明がありました。
・マイクログリッド内の公共施設のPPA使用料金を示して欲しいと意見がありました。
3.第1回脱炭素に関する勉強会 開催報告
・11月24日に行った第1回脱炭素事業に関する勉強会時の資料及びその時に行ったアンケート内容について説明がありました。
4.その他
PPA事業の予定工程表、太陽光パネル及び蓄電池の設置状況について説明がありました。
その他及び全体を通しての意見・質問とその回答の概要は、
・1年を通しての太陽光の発電量の計算方法について質問があり、気象庁のデータ等を利用して年間の発電量を算定していると説明がありました。
・(株)いくさかてらすと契約者の必要な発電量の算定はいつ頃出るか質問があり、省エネ家電の状況や契約状況等踏まえて3年後くらいには把握できると思うと説明がありました。
・冬期間の太陽光パネルの除雪対応を検討する必要がある。効果促進事業の内容の変更について情報を発信していく方法を検討する様に意見がありました。
私から、省エネ家電、バイオマスストーブ、断熱改修の補助金の上限について、経費の内訳に関する資料を作成し、次回の会議で検討する様に依頼しました。
上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていて朝日が少し差していた上生坂上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園でクリスマス会、ヘルスアップ教室、消防団年末警戒巡視激励などが行われました。