11日(水)は晴れて穏やかな天気でしたが、朝晩は冷え込み、昼間も寒中らしい寒さになりました。
午後1時30分からは知恵の輪委員会を開催し、ここ2回ほど「長野県 地域発 元気づくり支援金」に申請予定の事業について協議をしてきましたので、今回は私のヒアリングを兼ねて開催しました。
最初に私から挨拶をし、その後申請事業の部署ごとに説明をしていただきました。
振興課からは「いくさか農業 松本山雅FCとともに全緑登頂事業」と題し、事業主体は生坂村農林水産物生産者組合で実施したいとのことでした。
事業概要は、生坂村産ぶどうブランド”193カラット”の更なる周知及び生坂村産ぶどうの魅力を発信するため、ぶどうカードを配布し、そのことにより、コレクションマニアを中心とする来村動機の創出し、新たな顧客獲得に努めるとともに、リピーター確保に繋げたいとのことでした。
その他には、193カラット等を販売するための農産物陳列用ワゴンと、193カラット等農産物をPRするためのラジオ放送費や新聞折込料などでした。
主な意見や提案として、山雅カレーを入れた緑のおまんじゅうをこし器で蒸して販売すると集客につながること、山雅と連携して栽培する農産物を増やし幅広く連携すること、農業者が自主的に出店していただき、マルシェや農産物の収穫祭みたいなイベントにすることなどが出され、一緒に取り組んでいくことになりました。
次に健康福祉課からは、「お出かけをもっと楽しく、もっと便利に事業」と題して、今年度から取り組んでいる、いくりんなどの公共交通に乗って、病院や買物に行く様子の映像を制作して、ICNやYouTubeで放映し、多く利用していただいた皆さんやモバイルスタンプラリーを開催しての景品として、いくりんのロゴが入ったエコバックを贈るなどして、村内外の公共交通の利用方法の周知や利用促進に繫げる事業とのことでした。
主な意見や提案として、4月から生坂村が運営する池坂線の利用促進や停留所をいくりんなどのキャラクターを使っての作成すること、村内外の地域公共交通の利用促進を図るスタンプラリーは良いが、その実施方法を具体的にすることなどが出され、高齢者になって自動車免許を返納しても、公共交通を利用して通院や買物などができるように取り組んでいくことになりました。
次に教育委員会から、「一星亭再生プロジェクト」と題して、ハード部分は、主屋及び土蔵内の整理・片づけ及び簡易的な修繕を行うこと、ソフト部分は、「一星亭」の保存活用講演会の開催、住民等向けの(仮称)「一星亭探訪ツアー」の見学会の開催、「一星亭」の写生大会又はフォトコンテストの開催、文化財紹介看板、パンフレット、動画等の検討や制作とのことでした。
主な意見は、大好き隊員に古民家のリフォームが得意の方がいて、解体予定の土蔵の木材など使えるものは活用して、他の土蔵の修繕に使うこと、各取組の参加者をどの様に集めるかは、文化財保護委員など文化財に興味のある方から集め、徐々に取組を広げていき参加者を増やしていきたいことなどでして、様々な取組で「一星亭」と生坂村の偉人「加藤正治先生」の知っていただくように努めていくことになりました。
最後は、村づくり推進室から、「いくさか『創造の森』プロジェクト」の継続事業でして、来年度はハード部分として、炊事場機能を持ったオーブン小屋の製作をし、ソフト部分として、今年度製作したアースオーブンを活用して各種イベントを開催する事業であり、いくさか『創造の森』のコミュニティスペースが拡充した後は、地元住民と移住者らの交流イベントを開催し、ゼロカーボンの取組への啓発活動を引き続き行い、昨年同様、本事業に際し、株式会社松本山雅からはホームタウン担当の片山さんと選手1名が広報役として参加し、本事業の宣伝効果を高めるとのことでした。
主な意見や提案は、今年度の事業時は近くにトイレがなくて、参加者が困ったこともあり、ゼロカーボンの取組の一環として、バイオトイレの導入もしたいが、3通りの方法を検討すること、オフグリットハウスの建設予定地でもあることからバイオトイレは必要性があること、脱炭素先行地域づくり事業の採択の可否によって情勢が変わることなどがあり、当村のゼロカーボン施策の一環としてしっかり取り組んでいくことになりました。
今回説明された事業は、17日(火)に松本地域振興局企画振興課から申請に向けてご指導をいただき、2月1日(水)までに申請して、村の活性化や課題解決等のために取り組んでいきたいと考えております。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、放射冷却でとても山々が綺麗でしたので、スカイスポーツ公園まで上り、上空からの風景を撮影しました。
スカイスポーツ公園上空からの風景
その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、児童館でえいごであそぼ・しょうぎ教室、村工事開札、乳幼児健診などが行われました。