信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

全国山村振興連盟令和4年度通常総会&国保制度改善強化全国大会・要望活動&生坂ダム湖周辺からの風景

2022年11月18日 | 私の活動報告

 18日(金)午前 10時30分からグランドアークにおいて、全国山村振興連盟令和4年度通常総会が開催され出席しました。

 総会は久慈副会長の開会の辞の後、吉野会長は所用により欠席でしたので、金子恭之副会長がご挨拶をされました。

 続いて来賓の勝俣農林水産副大臣、奥野自民党山村振興特別委員長、中谷内閣総理大臣補佐官、荒木全国町村会長が、それぞれのお立場からご挨拶をされました。

 第1号議案要望書と第2号議案決議文について審議が行なわれ、全会一致で採択されました。

 第2号議案については櫛引副会長から提案をいただきました。

1.食料安全保障、地球温暖化など地球規模の課題に対処する上で山村地域への施策を強化すること。

1.新型コロナウイルス感染防止対策及び経済再建策を強化するとともに、地方への人口分散を図り新たな社会の建設に取り組むこと。

1.山村における自動運転、ドローン、ロボット等デジタル化の進展に応じた革新技術の導入・普及を図ること。

1.自然災害の被災地の復旧・復興、防災対策の充実強化を図ること。

1.森林環境譲与税の実施状況を踏まえ、必要がある場合には譲与基準等の検討を行うこと。

1.森林吸収源対策、「みどりの食料システム戦略」を強化・実行すること。

1.「山村活性化支援交付金」、「農山漁村振興交付金」、「中山間地域等直接支払交付金」等山村地域活性化のための対策の充実・強化を図ること。

1.「森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策」及び「都市(まち)の木造化推進法」により、林業、木材産業の振興対策の拡充強化、木材利用の促進を総合的に図ること。

1.地方移住の促進策を強化・確立すること。

1.鳥獣被害防止対策の充実・強化を図ること。

1.情報通信基盤、道路の整備を計画的に推進すること。

1.地域公共交通を確保するとともに、生活環境の整備を推進すること。

1.医療・保健・福祉対策の充実・強化を図ること。

1.オンライン等学校施設整備、体験活動推進等教育・文化施策の充実・強化を図ること。

1.地方交付税制度の充実・強化を図り、所要額を確保すること。

が決議されました。

 その後農林水産省冨田地域振興課長から「農山漁村への振興策を通じたこれからのむらづくり」と題して講演をいただき、最後に庵逧副会長の閉会の辞により終了しました。

 午後1時からは、令和4年度 国保制度改善強化全国大会がシェーンバッハ・サボーにおいて開催されました。

 全国知事会代表の開会の辞、大会会長の高知市長 岡崎誠也氏の主催者挨拶で始まりました。

 全国町村会代表 岐阜県輪之内町長 木野 隆之氏が「国民健康保険は制度創設以来、我が国の国民皆保険体制の中核を担い、地域医療の確保や地域住民の健康の維持増進に貢献してきた。しかしながら、中高年齢者が多く加入し医療費が増加する一方、被保険者の所得水準が低く、保険料(税)の負担率が高いという構造的な問題を抱えている。このため、市町村においては被保険者にこれ以上負担を求めることは極めて困難であり、厳しい財政運営を強いられている。

 このような中、平成三十年度より新たな国保制度が施行され、都道府県が財政運営の責任主体となり、公費の拡充による財政基盤の強化が図られたところであり、我々国保関係者は、国保制度を持続可能なものとするため、安定的な運営に最善を尽くしている。

 しかしながら、急速な高齢化等による医療費の更なる増加は必至であるほか、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者が増加しており、安定的な運営が困難な状況が続くと想定される。

 このため、国は、国保制度改革が実効あるものとなるよう毎年三千四百億円の公費投入を確実に実施することなど財政支援の拡充や、普通調整交付金の所得調整機能の堅持、子どもの医療費助成等の地方単独事業に係る国庫負担減額調整措置の廃止、国保総合システムの次期更改経費に対する必要な財政措置など、国保制度の更なる改善強化に向けて責任を持って最大限の努力をしていくべきである。

 我々国保関係者は、ここに「国保制度改善強化全国大会」を開催し、組織の総意を結集して、本大会において決議を行い、一致団結してその実現に向け断固邁進することを誓うものである」と大会宣言をしました。

▽ 伊佐 進厚生労働副大臣が祝辞を述べられ、中川 貴元総務大臣政務官が寺田総務大臣の祝辞を代読されました。

▽  自民党 社会保障制度調査会長 元厚生労働大臣 田村憲久調査会長と立憲民主党より、牧山ひろえ参議院議員会長代行がそれぞれの立場から祝辞を述べられました。

▽ 栃木県茂木町古口町長たちが議長になり、全国町村会代表 岐阜県輪之内町 木野町長が、

「医療保険制度の一本化を早期に実現すること」「国保の財政基盤強化のための公費投入の確保を確実に実施するとともに、保険者努力支援制度等が有効に活用されるよう、適切な評価と財政支援の充実を図ること」「普通調整交付金が担う自治体間における所得調整機能は、今後も堅持し、見直しを行わないこと」「新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で、国保制度の運営の安定を図るとともに、医療・保健・介護の人材及び公立病院等の医療提供体制を確保するため、地方自治体及び国保連合会に対して十分な支援措置を講じること」「子どもの医療費助成等の地方単独事業に係る国庫負担減額調整措置の全廃及び子どもに係る均等割保険料(税)の軽減制度の拡充を行うこと」「国保総合システムの次期更改や運用に当たっては、市町村等保険者に追加的な財政負担が生じないよう、国の責任において必要な財政措置を講じること」などの決議文を朗読され、全国の国民健康保険関係者が一堂に会し、国民健康保険が直面する諸問題の改善を期して、満場一致で決議して閉会しました。

 大会終了後は、長野県選出の衆参国会議員11名に対し要望活動を行いました。

「国保の財政基盤強化のための公費投入の確保を確実に実施するとともに、保険者努力支援制度等が有効に活用されるよう、適切な評価と財政支援の充実を図ること」

「新型コロナウイルス感染症の影響が続く中で、国保制度の運営の安定を図るとともに、医療・保健・介護の人材及び公立病院等の医療提供体制を確保するため、地方自治体及び国保連合会に対して十分な支援措置を講じること」

「国保総合システムは、医療分野におけるDX推進の柱であり、次期更改や運用に当たっては、市町村等保険者に追加的な財政負担が生じないよう、国の責任において必要な財政措置を確実に講じること」の3点を中心に要望させていただきました。

 午前は全国山村振興連盟度通常総会、午後は国保制度改善強化全国大会に出席し、要望活動もさせていただき、関係の皆さんにお世話になりましたことに感謝を申し上げますとともに、要望実現のためにご支援、ご指導の程よろしくお願いいたします。

▽ 毎朝恒例の写真は、先週末に撮影した紅葉が綺麗な生坂ダム湖周辺からの風景です。

日岐周辺からの風景

 本日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校でALT・4,5年プラモデル授業・6年休業日、中学校で歯科検診・瀧澤先生来校、児童館でマラソンクラブ、セブンイレブン明科七貴店移動販売、6班の皆さんの元気塾などが行われました。



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