6月24日(月)は朝まで雨が残りましたが、昼間は梅雨の晴れ間となり、気温がグンと上昇しました。
午前10時からは、下生坂雲根集落の「いくさか『創造の森』プロジェクト」を行っている近くの畑で、松本山雅FCによる地域貢献活動の「スマイル山雅農業プロジェクト」が行われました。
松本山雅FCからは、MFの前田陸王選手とスタッフの皆さんに来ていただき、生坂保育園のひまわり組(年長組)の園児9人が、松本山雅FCの皆さんと青大豆「あやみどり」の種まきをしました。
園児たちは、畑の畝に等間隔に開けられた穴に、それぞれ3粒ずつ青い種を撒いて「大きくなあ~れ」などと言いながら土をかぶせていました。
植えた後は前田選手と交流し、サイン入りクリアファイルや特製ポーチをいただき、一緒に記念撮影をしました。
我が家の孫も友達と一緒に3粒ずつ撒いたり、前田選手と手をつないで楽しかったし、種が早く大きくなったら食べたいと言っていました。
午前10時からは(公財)生坂村農業公社評議員会が農業公社会議室で行われました。
小林理事長から、令和5年度は3事業会計ともバランスの良い収支になり、順調に各事業が遂行している中で、今年度は新規就農者2名を送り出し、新たに新規就農研修生を迎え、ぶどうの圃場は、万平の畑地整備に向けた事業が始まるとのことで感謝申し上げます。
農作業受託は、田植えが無事終了し、今は麦刈りと大豆の播種を行っており、赤カビ病の消毒のために今年度購入していただいたブームスプレイヤーで行いましたが、一往復半ほどで済み、大変効率が良く、体力と労力が削減され御礼を申し上げます。
かあさん家の売上は、4,5月と前年度をクリアして順調であり、私が農業公社のFacebookを開設しましたので見ていただきたいなどの挨拶をして始まりました。
慣例によりJAの前理事の丸山さんが議長として議事進行をしていただき、令和5年度事業報告、令和5年度決算報告の議案について説明を受け、原案通り承認されました。
農地の管理は一人では大変ですので二人体制にすることについては、昨年度一人を頼もうとしたが断られ、今年度は次長が手伝っているが、稲刈り時期の雇用はハローワークに頼んでいることと、先進地視察の参加者については、8名の参加だったなどと答えました。
役員の改選があり、役場の人事異動により、中山理事から眞島振興課長が理事に選任されました。
協議事項が終了した後、生坂村農業公社の運営状況の報告があり、議会がお弁当の注文を断られたことについて、作れる人が少ない場合があり、お断りしたと思いますが、一つ1,200円からで10名からお願いしていますが、ご相談を承りますとのこと、コロナ禍で常会などでお弁当を配布しますので、お弁当を作っていただきたいことと、かあさん家の売店にお弁当を置いていただき、リーズナブルな価格で販売して欲しいこと、
今後の万平の圃場の整備の進め方については、以前から相談いただいていて、田んぼをぶどう畑するために、農地中間管理機構で行うには、相続の問題あり、その対応をしてきて、今回調査費等が議会でお認めいただき進めていくこと、今後のぶどうの圃場整備については、何時までぶどう栽培を推奨して良いか、シャインバブルと言われてきて昨年は価格が下落するなど、今後の動向を加味して進めていきたいこと、
ワイン用ぶどうの栽培については、栽培している方を知っているが、国産ワインがそんなに売れるものでなく、生計を立てていくには3haほどの圃場が必要とのことで、当村としては圃場が限られているので、生食用で進めていきたいこと、ぶどう以外で野菜の返礼品も人気があるが、野菜などの栽培での新規就農については、なかなか野菜などで生計を立てていくことは難しいので、公社としてはぶどう栽培の新規就農に取り組んでいきたいなどの協議をしました。
今後も生坂村が存続していくために、農業振興は重要でありますから、引き続き農業公社をしっかりと運営してもらうために、皆さん方のご指導、ご支援をお願いいたします。
雲根集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落に行き、朝霧が晴れてきて朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、小学校で金管、中学校で計画休業、総務課関係業務開札、農地に関する話し合い、簡易水道有収率対策プロジェクト会議、農業委員会、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会などが行われました。