信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議

2023年11月27日 | 生坂村の会議
 11月27日(月)午後4時からゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、最初に私から、脱炭素先行地域づくり事業は株式会社エコロミを中心に、平林建設に色々な調査が順調に進んでおります。

 また、古坂区を残し10区に出向いての調整会議もそれぞれ区長さん、役員の皆さん、議員各位から出席をいただいて、候補地を出していただき、ある程度オフサイトPPAもスケジュールに沿って動いているところです。まだ検討協議をすることもありますが、調査設計業務ということで、多岐にわたる訳です。

 村民の皆さんはこの脱炭素先行地域づくり事業をしっかり進めていかなければならないと思っていります。アンケートの結果も必要、どちらかと言えば必要と、太陽光発電、小水力発電、木質バイオマスの利活用を、お認めをいただいていると私は思っていますが、まだ分からないという方が23%おいでになりますので、そういう村民の皆さんに、ヒッタイショを中心に情報を発信していただいて進めていきたいと思います。

 雲根地区の創造の森プロジェクトでは、夜のレストランやピザづくりをアースオーブンで行い、そちらの啓発も行って色々なな面から脱炭素に向けて、生坂村がゼロカーボンに向けて動き出していることを村民の皆さんも分かってきていると思いますので引き続きここにいる皆さんが中心になって、この事業を進めていきたいと思いますなどと挨拶させていただきました。

協議事項
1.生坂村脱炭素先行地域づくり事業(調査・設計業務)の進捗状況について
 マイクログリットのルート検討状況(上生坂区、草尾区)について、架空線と地中埋設の違いについて、小水力発電の検討内容について、水中発電タービン発電機について、EVシェリング、やまなみ荘の木質バイオマスボイラーについて、木質バイオマス利活用に向けた森林調査について、古民家脱炭素リノベーションについての現在まで調査状況の説明がありました。

意見質問で
・小水力発電用水路使用の他に方法はあるかとの質問にサイホン方式も検討していると説明がありました。

・金熊川の利用について渇水期時の流量の調査を行うように依頼しました。
・県道の生坂橋の点架について質問があり、今後生坂橋の管理者と河川管理者に協議していくと説明がありました。

2.生坂村脱炭素先行地域づくり事業(事務局運営サポート業務)の進捗状況について
 脱炭素先行地域づくり事業に関する生坂村HP掲載用ページの作成及び更新について、脱炭素先行地域づくり事業の実施に関する問い合わせに(電話・メール等)対応と報告について、コミュニケーション戦略についての説明がありました。
 また、今後開催予定の村民説明会のパンフレットを作成していくと説明がありました。
意見質問として
・事業を進んでいる内容について、また協議して決まってきた内容について載せるように依頼しました。

3.脱炭素事業(PPA事業)等に関する地区調整会議について
 11月6日(月)の小立野区から始まり11月24日(金)の宇留賀区までの調整会議で決まった内容について説明がありました。

各区の協議した今後の進め方について
パターン 1
会議で持参した図面で野立ての設置に適していると思われる箇所を、調整会議の出席者から、挙げていただきました。その後、平林建設で適した場所かの調査を行い、改めて、役員や区民全体に設置の是非を諮るという進め方(小立野、日岐、上生坂、大日向区)
パターン 2
設置に適した場所については、検討がつかないため、村や平林建設で調査により、野立に適していると考えられる候補地を区に提示をして、あらためて区民に是非を諮っていくという進め方(下生野、昭津、宇留賀区)※昭津、宇留賀は土地所有者に希望確認
パターン 3
土地の所有者の意向を優先して、村側から区内の土地所有者に野立て設置の希望の確認を書面で行い、希望状況を確認したところで、平林建設で調査や必要な地域との協議を行い、区に是非を諮っていくというもの。かつ、希望が無い場合は、村側で適していると思われる候補地をあらためて、区に提示して進める(下生坂、草尾区)

4.オンサイト PPA 事業に向けた民家個別訪問による現況調査等について
民家及び公共施設の調査しており、110件のうち90%終わっている。その後20件程希望者があり調査している 各地区でも調査を始めている150件行った。今後もチラシの配布や、訪問等により対応していくと説明がありました。
意見質問
 設置したくても家屋の状況で設置できない方の対応について検討していくように意見がありました。
 お忙しいところ会議にご出席いただきありがとうございました。まだ多岐にわたり調査設計が必要でありますので、引き続き委員各位には闊達な検討協議をお願いいたします。


最新の画像もっと見る