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過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)は間違った緊張状態。間違った恐怖心が原因です。

2014年04月06日 | 対人緊張症、神経症、うつ病を治す
過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群、心臓神経症とは別です)は間違った緊張状態。間違った恐怖心が原因ですから、必要な人生勉強をして、客観的な情報を十分に得られるようになれば治ります。(なくなります)。大丈夫です(笑)。

 
2014年4月6日(日)
心理療法(認知行動療法、人生勉強療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


★最初に、過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)で心理療法ハッピーライフに来られる人は結構多いです。

まず、ほとんどの人は『自分は呼吸が出来なくなって窒息死をするのではないか』という強い恐怖心を持っていますから、とても本人は苦しんで怖がっています。

しかし、逆に言うと、楽になりたいという気持ちが他の神経症の人より強いですから、比較的、早く、勘違いがなくなり、治っています(過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)がなくなっています)。

大丈夫です(笑)。

ご安心下さい。


★基本的な知識を得て頂きますが、過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)は赤面症や吃音のような対人緊張ではありませんが、緊張症、不安症の一つです。

個々で多少違いますが、私の経験では、過呼吸は心臓神経症のように心臓が悪いと勘違いしている人は少ないです。


緊張状態とは、対人緊張も過呼吸による緊張も、共に客観視が十分に出来ていない等が原因の勘違いなのですが、とても強い恐怖心(危機)を感じており、心の体への指令は、

『自分の持っている力を100%出して、戦うか逃げるかを選択して、生き残れ!』

というような究極の命令が出ている状態です。

図式すると、

『危機の状態だと勘違いをして、とても強い恐怖心を感じる』 → 『自分の持っている力を100%出して、戦うか逃げるかを選択して、生き残れ!』と心が究極の命令をする → 結果、体が緊張状態になる → (過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)が発生する

こういう感じです。


★では、何故、過呼吸が起こるのか? というと、

『自分の持っている力を100%出して、戦うか逃げるかを選択して、生き残れ!』と心が究極の命令をして来たので、色々な症状が出て来ます。

☆心臓がドキドキしてくる = 体の隅々まで新鮮な血液を送って自分の力を100%出そうとしている状態。

☆血液がどろどろしてくる = 戦いに備えて、傷ついた時の止血の準備が始まっている状態。

そして、過呼吸は、新鮮な酸素を出来るだけ多く取り入れて自分の力を100%出して生き残りたい、という現れなのですが、実際は空回り状態です。


★ですから、結果に焦点を当てて、大丈夫だと『言い聞かせ』をしても、『自分の持っている力を100%出して、戦うか逃げるかを選択して、生き残れ!』と心の究極の命令はそのままですから、中々克服できません。


しかし、原因の『危機だと勘違いしている事をなくせば強い恐怖心も生き残れという心の究極の命令もなくなります』から、嘘のように治ります(過呼吸(過換気症候群、過呼吸症候群)がなくなります)。

大丈夫です(笑)。



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